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コラテラル・ダメージ 特別版
アーノルド・シュワルツェネッガー/フランチェスカ・ネリー/イライアス・コーティアス/クリフ・カーティス/ジョン・レグイザモ
価格: ¥979 (税込) DVD メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ 発売日: 2002/09/06 ASIN: B000066I55 おすすめ度: ![]() Amazon ランキング: 32772位 発送可能時期: 通常24時間以内に発送 ![]() |
監督は「逃亡者」や「沈黙の戦艦」を監督した人。ジョン・レグイザモもチョイ役ながら好演してます。テロの首謀者が女だと分かった辺りからこの監督の演出が冴えてきます。
しかしシュワルツェネッガーの老いは隠せませんね。映画館で観ましたけどパンフレットは買わなかったので(つまり面白さがイマイチと言う事)星4つにはできませんでした。彼はこの先どういう映画を作っていくのだろう?結局彼は「T3」を強引に作り上げ州知事になってしまいました。州知事を終えたら再び映画界に戻ってくるのか?
先日米軍はアフガニスタンを空爆し,子ども9人が犠牲となりました。米国にとって,それは「コラテラル・ダメージ(仕方のない犠牲)」というものです。
この映画は映画としてはB級ですが,その主張には驚きました。9.11テロ事件のために公開が延期になった理由はてっきり「残虐なテロシーン」かと思っていたのですが,そんなシーンはこの映画にはなく,延期になった理由はこの映画の「米国政府批判」だと思われるのです。
この映画の主張は驚くべきことに「テロに対する報復もテロであり,そこで殺される多数のコラテラル・ダメージ(巻き添え)がその証拠である」ということなのです。もちろん一般の「テロリスト」は巻き添えを「大義のための仕方のない犠牲だ」とします。しかし報復テロなどを実行する国家にとっても巻き添えになる市民の被害は「仕方のない犠牲」なのです。アフガン爆撃やイラク攻撃を見てもそれは明らかですが,それはテロリストの論理なのです。
シュワルツェネッガー氏はアクションスターで単純な「正義と悪」が似合っています。だからこの映画を観ると「これではまるでシュワちゃんがテロリストだ」と思われるかも知れませんが,それは間違っていません。
テロリストにも子どもがいます。子どもにとって親を殺されることは「コラテラル・ダメージ=仕方のない犠牲」なのでしょうか。子どもの両親を殺した主人公は子どもを引き取るという答えを出します。それはかつてガンジーが出した答えと同じで,テロの応酬を越える未来がここにあります。
ラストで米国大統領は主人公に最高の勲章を与えようとします。しかし主人公は沈黙を保って映画は終わります。テロは表彰されるものではないからです。
この映画を観てもシュワルツェネッガー氏がどんな政治家となるのかが,とてもたのしみになりました。
9.11テロ前なら、単純にこの映画を楽しめたが、この映画を見て、テロについて考えさせられた。
シュワちゃんがやっていることも、テロそのものだからだ。
「なぜ、この映画中のテロリストは許されず、シュワちゃんは許されるのか?」
この疑問にはこの映画は答えていない。
逆の視点でこの映画を見ると、シュワちゃんがテロリストになってしまうのだ。
また年老いて動きの鈍いシュワちゃんのアクションが哀しく見える。
公開されたタイミング。ストーリー展開。シュワちゃんのアクション。そのため、アクション映画の爽快感を感じさせず、複雑な気持ちにさせられた作品だ。
良し悪しは、見終わった瞬間に
スカッとするのかどうか?が最大のポイントです。
第一にアクションが売りなわけですから。
その点から見て、星4つ。
シュワちゃんの最近の作品の中では、一番私好みな作品です。
話の内容から見れば、
すでにレビューを書かれている方々の言う通り、
ありえない場面や、設定、展開面などで色々とありますが、
単純に、それらは置いておいて、
まさに迫力のある、スカッとする映画だったか?で評価しました。
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