非常に綿密な取材と読み込みがされており、おどろくほど生々しく映画「竜二」主演の金子正二の実像に踏み込んでいます。そのため、映画から得ていた金子正次のイメージが劇的に変ってしまいましたが、読後改めて映画を見ると新しいアンビバレントなイメージが生き生きとしていて、深いため息をついてしまいます。
金子は一言で言うと、思っていた以上に「熱い男」というのが私の思いなのですが、著者の生江有二は「熱い」という言葉を簡単に使いたく無かったのだなあと思い当たるような気がしています。
竜二―映画に賭けた33歳の生涯 (幻冬舎アウトロー文庫)
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