ばななさんの小説、いいですね。
改めて思います。
チエちゃんとかチエちゃんのお母さんが
オーストラリアのコミューンにいたり、
そこで「毛」にばかり遭遇していたから、
チエちゃんは日本に来た途端
永久脱毛しちゃった、とか、
チエちゃんのお母さんは昔政治家の愛人していた、とか
ちゃんとリアルがファンタジーに食い込んでいるところがすごい。
そして、チエちゃんとカオリさんの関係性、
カオリさんが運営に携わっているお店、
その仕入れ方法、
カオリさんを取り巻く人間関係、
いろいろな描写がばななさんらしく、
ほんわりしていて、まっとうな人間らしく、
読んでいてとても癒されました。
また今回、字体が教科書体というのかな?
やさしい字体で、それもまたばななワールドを
つくる上で一役買っていたような気がします。
オススメです。
チエちゃんと私
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よしもとばななの本を読むのは初めてである。
肩のこらない文体、カオリとチエのゆとりのある生活風景。
老後の生活のような、ゆったりとした時間を感じる。
しかし、カオリとチエは、一日一日を一生懸命大切に生きている。
そんな感じがしました。
肩のこらない文体、カオリとチエのゆとりのある生活風景。
老後の生活のような、ゆったりとした時間を感じる。
しかし、カオリとチエは、一日一日を一生懸命大切に生きている。
そんな感じがしました。
久々にオカルトぬきで、人と人が寄り添っている感じが味わえました。
チエちゃんとカオリちゃん(私)は、もう6年一緒に暮らしている。
仕事してしっかり社会と接しているカオリちゃんと、ちょっと浮世離れなチエちゃん。
語り手はカオリちゃんなので、チエちゃんの考えていることは想像するしかない。
チエちゃんはカオリちゃんとの生活をどう思っているのかな?
誰だってお互いを全部知っているわけじゃない。
それは当たり前で、誰もがそんな条件で生きている。
秘密とも呼べないような普通に知らないことだらけ。
もしくは、考えたこともないような事実が根本的に隠されていたり。
それでも、それぞれの生活のリズムが相手を癒している感じが素敵です。
チエちゃんとカオリちゃん(私)は、もう6年一緒に暮らしている。
仕事してしっかり社会と接しているカオリちゃんと、ちょっと浮世離れなチエちゃん。
語り手はカオリちゃんなので、チエちゃんの考えていることは想像するしかない。
チエちゃんはカオリちゃんとの生活をどう思っているのかな?
誰だってお互いを全部知っているわけじゃない。
それは当たり前で、誰もがそんな条件で生きている。
秘密とも呼べないような普通に知らないことだらけ。
もしくは、考えたこともないような事実が根本的に隠されていたり。
それでも、それぞれの生活のリズムが相手を癒している感じが素敵です。
相変わらずばななさんの小説は、
身内のお説教のように耳が痛いことばかり書いてあって、
そして愛情に溢れている。
ばななさんは小説を通して人の心を救おうとする孤独な戦いを続けている。
それは、宗教を語ったりするより、
きっとずっと困難で、身を削る作業だと思う。
やっぱり一生を通じて、ばななさんの小説を追い続けて生きたい。
改めてそう感じさせられた作品でした。
身内のお説教のように耳が痛いことばかり書いてあって、
そして愛情に溢れている。
ばななさんは小説を通して人の心を救おうとする孤独な戦いを続けている。
それは、宗教を語ったりするより、
きっとずっと困難で、身を削る作業だと思う。
やっぱり一生を通じて、ばななさんの小説を追い続けて生きたい。
改めてそう感じさせられた作品でした。
感情に振り回されそうになった時に必死でその奥の真実までたどりつく主人公の姿に、相手を大切に思う気持ちがあるからこそ辿り着く、愛し求める心と相手を尊重する心が両立する深く大きな愛の姿勢を見ました。愛する人を大切にするという真実の選択の道を、感情や欲といった惑わす霧の奥に見出す大切さをさりげなく、でも奥深く書いてあるすばらしい本でした。



