物語として読むには、残念ながら力不足の印象を受けました。
先に指摘があるとおり、作中登場するセレブな美人姉妹は読み手を選びそうですね。
ただし、呪い、墓、家筋など、ひとつひとつのエピソードはさすが蒐集家だけあって“イヤな”話が満載です。
ストーリーに対し、エピソードがやや積載オーバー気味なので、たたみかけるエピソードのひとつひとつにぞっと鳥肌だつか、逆に不自然な展開と感じてしまうか、そのどちらかで大きく評価がわかれそうな気がします。
私は前者でしたので、かなり怖かったです。
とはいえ、全体の印象として、ぎこちないストーリーにはめ込まれた出色のエピソードという、齟齬感というか居心地の悪さのようなものがあり、ある種乗り物酔いに似た怖さだったことも否めませんが。
ストーリーは2、エピソードが4、トータルで星3つ、ということで。
(しかし帯の解説はいただけませんね。名前がそっくり間違ってますよ……)
なまなりさん (幽BOOKS)
中山市朗
価格: ¥1,050 (税込) 単行本 出版社: メディアファクトリー 発売日: 2007/06/13 ISBN: 484011868X おすすめ度: ![]() Amazon ランキング: 189850位 発送可能時期: 通常24時間以内に発送 ![]() |
ストーリー的には結構楽しめた。因果応報を絵に描いたようなストーリー展開
はハラハラドキドキさせてくれるが、読んでいてそれなりに結末は想像できた。
確かに、私も双子の姉妹はセレブな○姉妹を連想しながら読んでいました。
でも、大江戸調の「悪い奴は地獄に行く」的な勧善懲悪ものはオーソドックス
なんですよね。蒸し暑い夏の夜にはオススメの一冊です。
はハラハラドキドキさせてくれるが、読んでいてそれなりに結末は想像できた。
確かに、私も双子の姉妹はセレブな○姉妹を連想しながら読んでいました。
でも、大江戸調の「悪い奴は地獄に行く」的な勧善懲悪ものはオーソドックス
なんですよね。蒸し暑い夏の夜にはオススメの一冊です。
新耳袋の著者なら間違いないと思ってネットで購入したら、久々に脱力してしまいました。数ページ読んだだけで、「なんじゃこりゃ」という感じになります。
ひと昔前に稲川怪談の台本としてだったら怖かったように思いますが、“新耳袋”や“「超」怖い話”を読破している人には、吹き出してしまうような内容です。
また、文章があまりにも稚拙すぎるので、それだけでも読む気がしなくなると思われます。
ひと昔前に稲川怪談の台本としてだったら怖かったように思いますが、“新耳袋”や“「超」怖い話”を読破している人には、吹き出してしまうような内容です。
また、文章があまりにも稚拙すぎるので、それだけでも読む気がしなくなると思われます。
期待して購入したのだが、完全に裏切られた。滅多にお目にかかれないほど怖くない怪談本である。なぜこれほど「怖くない」のだろう。理由を思いつくまま挙げてみる。
(1)語り手(体験者)の一人称で綴る擬音の多い文体が「稲川淳二モノ」を思わせるところ。
(2)登場人物のキャラが立ち過ぎなところ。特に双子の姉妹は否が応にも某セレブ姉妹を連想させてしまう。一度そう思っていしまうと怖いものも怖くなくなる。(注!これから読む人は今のところ忘れてください)
(3)大映ドラマ的展開。「それは警察沙汰だろ!」とか「そこでもっと驚けよ!」といった突込みどころが満載なところ。登場人物にはもう少し常識的に行動させて欲しい。
もし続編等企画されるのであれば最低限上記の3つは修正していただきたい。
怖いといえば、購入した本の後ろ15ページくらいが落丁しており、一瞬「何だ?この終わり方は?」とわけがわからなくなった。新しい怪談のスタイルか?とも思われたが落丁と判明し、「いまどき落丁本に巡り合うとは、、、。」とその事実に慄然としました。
「中途半端」な怪談素人読者の評ですので、もっとコアな怪談プロの方はお試しあれ。
(1)語り手(体験者)の一人称で綴る擬音の多い文体が「稲川淳二モノ」を思わせるところ。
(2)登場人物のキャラが立ち過ぎなところ。特に双子の姉妹は否が応にも某セレブ姉妹を連想させてしまう。一度そう思っていしまうと怖いものも怖くなくなる。(注!これから読む人は今のところ忘れてください)
(3)大映ドラマ的展開。「それは警察沙汰だろ!」とか「そこでもっと驚けよ!」といった突込みどころが満載なところ。登場人物にはもう少し常識的に行動させて欲しい。
もし続編等企画されるのであれば最低限上記の3つは修正していただきたい。
怖いといえば、購入した本の後ろ15ページくらいが落丁しており、一瞬「何だ?この終わり方は?」とわけがわからなくなった。新しい怪談のスタイルか?とも思われたが落丁と判明し、「いまどき落丁本に巡り合うとは、、、。」とその事実に慄然としました。
「中途半端」な怪談素人読者の評ですので、もっとコアな怪談プロの方はお試しあれ。
新耳袋の終了以来初めて、
中山、木原の新耳袋ユニットがそれぞれ別個に新作を発表。
木原氏の「隣之怪」は「新耳袋」シリーズの延長であるのに対して、
中山氏は、本作「なまなりさん」で、がらっと作風を変えてきました。
今回冒険したのは、明らかに中山氏です。
そんなことから『新耳袋」は木原さん主導だったかと気づかされました。
ともかく、
新耳袋出の怪異の語り口、作法に自分も含め多くのファンは慣れていただけに、
本作を手に取ってみて、「あれっ」と思った人が多かったと思います。
まず一冊まるまるの長編です。
そして新耳袋と同様に実話の採録ではありますが、
新耳袋では徹底して行われたストーリーの匿名化は薄まって、
いわゆる怪談話の定石に従い、怪異の因果が丁寧に語られます。
そして最後に因果応報の結末を迎えます。
テーマは祟り話。
さらに一人称。
中山氏の新作は、
怪談という点は新耳袋と同様ですが、
構造、視点などはまったく異なる作品です。
ストーリーは禍々しく、読後感は重かったです。
物語の最後、怪異は一応終わるのですが、
さらに次の怪異、祟りが始まるような余韻が残ります。
そもそもこの話、
映画化の話がきっかけで中山氏が関わる場面からスタートするのですが、
確かに映画化したらこわーいホラー映画ができそうです。
そういう点では劇的な話。登場する霊は「呪怨」の伽?子を連想しました。
中山さんは、ジョンとポールでいえば、ポールの方だったのかと。
中山、木原の新耳袋ユニットがそれぞれ別個に新作を発表。
木原氏の「隣之怪」は「新耳袋」シリーズの延長であるのに対して、
中山氏は、本作「なまなりさん」で、がらっと作風を変えてきました。
今回冒険したのは、明らかに中山氏です。
そんなことから『新耳袋」は木原さん主導だったかと気づかされました。
ともかく、
新耳袋出の怪異の語り口、作法に自分も含め多くのファンは慣れていただけに、
本作を手に取ってみて、「あれっ」と思った人が多かったと思います。
まず一冊まるまるの長編です。
そして新耳袋と同様に実話の採録ではありますが、
新耳袋では徹底して行われたストーリーの匿名化は薄まって、
いわゆる怪談話の定石に従い、怪異の因果が丁寧に語られます。
そして最後に因果応報の結末を迎えます。
テーマは祟り話。
さらに一人称。
中山氏の新作は、
怪談という点は新耳袋と同様ですが、
構造、視点などはまったく異なる作品です。
ストーリーは禍々しく、読後感は重かったです。
物語の最後、怪異は一応終わるのですが、
さらに次の怪異、祟りが始まるような余韻が残ります。
そもそもこの話、
映画化の話がきっかけで中山氏が関わる場面からスタートするのですが、
確かに映画化したらこわーいホラー映画ができそうです。
そういう点では劇的な話。登場する霊は「呪怨」の伽?子を連想しました。
中山さんは、ジョンとポールでいえば、ポールの方だったのかと。



