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愛がなんだ (ダ・ヴィンチ・ブックス)
角田 光代
価格: ¥1,470 (税込)

単行本
出版社: メディアファクトリー
発売日: 2003/03/14
ISBN: 4840107394
おすすめ度:4.0
Amazon ランキング: 656961位
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恋って難しい
叶わない片想いって一番辛い恋の形ですよね。好きな理由などなくてもただ側にいたいし少しでも繋がっていたい。。私も現在こんな心境なので主人公の気持ちはよく分かるんですが、生活全てが恋愛一色となるのは嫌なので主人公の気持ちは理解できる反面しっかりしろよ〜って言いたくなりました(笑)でも人生を賭けてまで想う相手がいるだけ幸せなのかなぁ?・・・分かりません。愛って何なんでしょうね?
羨ましいような、そうでもないような・・・
なんていうか、全然魅力的でもなんともない、変な俺様男に、一途につくす、女の子の話です。

もう、そんな男、さっさと捨てろよ?と、つっこみながら読み進みました。

人生のすべてが、男につくすことで、仕事も友情もすべてどうでもいいんですよね。主人公は。

で、どんどん、みっともなくなっていく。

好きならしかたないのかなぁ。。。うーん。。。でも、私には無理だな。

でも、ここまで男を好きになれる、しかも、自分を全然好きでない男をって、すごいなぁ。

羨ましいような、そうでもないような・・・
恋愛小説のひとつの名作のかたち。
とにかく、ツボでした。一気読みです。
帯にある「終わらない片思いの小説」という歌い文句にひかれ、手にとって開いてみるとそこには『「あいのひかり公園」で、愛とはほど遠いメンツにかこまれ、愛について考えてみる』などという章題がありました。それだけを見て購入を決め、家に帰って読んでみると止まりませんでした。
基本は、ダメな女のダメな恋愛です。そんなダメダメだとわかっているのに、その行動を止めない。その様にいちいち自分を見てしまい、哀しくなりました。身につまされるというやつでしょうか。
リアルなほど、疲れます。
なんだろうなあ、この気持ち。そんなふうに、読み終わっても整理がつきませんでした。でも、確実に、何か変な感情が胸の中に渦巻きました。その気持ちは「愛がなんだ」ではありません。
愛って、なんだろう。そういう感じです。
すきって何じゃい?
読んでいるあいだ、
「しっかりしろ!目を覚ませ!山田テルコ」
と友人の葉子のように思えてならないが、
好きという感情は妙に自分勝手で、一方通行的なものであるらしい。
本人はその一方通行の道しかないのである。
それはどうも山田テルコに限らない話で・・・。

だから、本能的に自分の好きな人が、
本能的に自分を好きであるというのは
かなり奇跡に近いのではないかと思ってしまう。

一方通行の形は本当に人それぞれで、
外から見ると、たいへん空しげで、かわいらしい。

ずりずりっと
男のペースに合わせて、仕事まで辞めざるをえなくなるところ、超リアルです。ぜんぜん愛されてもいない相手を一方的に好きになる苦悩、途中、ゼーゼーいいながら読みました。愛がなんだというより、愛ってなんなんでしょうなあ。



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