この作品は変なまどろっこしさや、しつこさがない恋愛小説でした。
「ナラタージュ」より非常に素直な恋愛小説で私も感情移入ができました。
よく考えると、鷺沢萌の初期の恋愛小説のような感じがしました。
20代前半の損得勘定のない恋愛観が表れていたと思います。
ただ、鷺沢小説のようなお洒落感はなく、素朴な恋愛小説となっていました
一千一秒の日々
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「ナラタージュ」を読んでだんだんそのグロさに気持ち悪くなってきたけど、
そのグロさを半分以上緩和したような本作。
たぶん、作者の書きたいことはいつも決まっててそれをいかに味付けするかの違いという印象をうける。
今回は、「ウフ。」連載ということもあって軽い感じになったのだろう。
今後、どうやって化けていくのかが気になるところ。
テーマは、若い男女のやりとり、もしくは片方の家庭に問題があるから
少し離れた方がいいだろう。読み手として「あーまた同じテーマか」て思ってしまうのはつまらなく、寂しい。
そのグロさを半分以上緩和したような本作。
たぶん、作者の書きたいことはいつも決まっててそれをいかに味付けするかの違いという印象をうける。
今回は、「ウフ。」連載ということもあって軽い感じになったのだろう。
今後、どうやって化けていくのかが気になるところ。
テーマは、若い男女のやりとり、もしくは片方の家庭に問題があるから
少し離れた方がいいだろう。読み手として「あーまた同じテーマか」て思ってしまうのはつまらなく、寂しい。
島本さんは、どこかアダルトチルドレンチックな人々を描くのが、とても巧みで、そんな人たちの不器用さ、もどかしさ、切ないほどの一生懸命さが伝わってきた「ナラタージュ」は、大好きな作品なのですが・・
本作の登場人物たちの多くは依存体質で、相手に頼って流されてしまうような、相手主体の生き方が目立ち、ちょっと不快に感じてしまいました。
本作の登場人物たちの多くは依存体質で、相手に頼って流されてしまうような、相手主体の生き方が目立ち、ちょっと不快に感じてしまいました。
正直島本理生に期待してきたが、この作品で彼女の作風は固まった。
江国香織・村山由佳・唯川恵等が好きな人向け限定に思う。
恋愛という個人的な時間で、等身大の相手と恋愛しない主人公たち。
主人公の中で大きく盛り上る恋愛時間。
その恋愛は恋に恋する恋愛体質で、出会いも別れも主人公の都合で処理される。
男に他の女が居ても、その存在を男から別れを切り出されるまで考えもしない。
更に、別れ話に納得し、ここでやっと前から感じていたみたいな傷心モード。
江国香織・村山由佳・唯川恵等が好きな人向け限定に思う。
恋愛という個人的な時間で、等身大の相手と恋愛しない主人公たち。
主人公の中で大きく盛り上る恋愛時間。
その恋愛は恋に恋する恋愛体質で、出会いも別れも主人公の都合で処理される。
男に他の女が居ても、その存在を男から別れを切り出されるまで考えもしない。
更に、別れ話に納得し、ここでやっと前から感じていたみたいな傷心モード。
友人に恋愛相談しているようで、独り言を言うだけの女。そんな女が詰まった1冊。
この本に共感し、感動できる人は限定されると思う。
ある章では脇役だった登場人物が、別の章では主人公になり
バトンリレーをして主役を入れ替えていくような形式の連作短編。
バトンリレーをして主役を入れ替えていくような形式の連作短編。
最後に一つだけ、他とはつながりのないまったく別の短編が入っています。
きちんとしてる。
島本さんの本を読むたびに感じることです。
この人の生活態度や人柄は作品にしっかり投影されているのではないでしょうか。
好感の持てる世界観を構築している作家です。
島本さんはこの本の登場人物たちと同年代だったと思いますが、
この年代特有のずる賢さが作品の中にまったくみられません。
むしろ不器用、だけど精一杯の思いがジーンと伝わる。
じんわり“いいなぁ”と思えます。
太っていることがコンプレックスで、
自分のような男を女の子が好きになるはずがないと思い込んでいる鉢谷君と
元気でかわいい今時の女の子の一紗ちゃんが歩み寄っていく姿を描いた
「青い夜、緑のフェンス」がかわいらしくて特に好きでした。
鉢谷君がとても素敵です。
島本さんには変に背伸びをせず、
等身大の作品を書きながら成長していってほしいです。



