366日分の(うるう年にも対応)366の格言、箴言、独り言、所感、などがすべて挿絵付きで載っています。
古来箴言集は数多ありますが、『本日の水木サン』は十指に入るくらい素晴らしいものです。ひとつひとつがすべて水木先生自身の口から出たものであります。あるものは笑いがこみあげ、あるものは涙を誘われ、あるものはなんとなく感心させられ、あるものは人生の真実を解き明かし、あるものは妖怪の世界の存在を悟らせ、あるものは宇宙の神秘をかいま見せてくれるのであります。
ちなみに私の誕生日の6月9日のお言葉は「最近少しボケてきたんですかね、物を忘れるために、かえって世界が斬新になっていくんです。ウワッハハハハハ」
読み進むうちに、心が指圧され、揉まれ、撫でられ、軽くたたかれて、じつに気持ちよくなるのであります。
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本日の水木サン―思わず心がゆるむ名言366日
大泉 実成(編集)
価格: ¥1,575 (税込) 単行本 出版社: 草思社 発売日: 2005/12 ASIN: 4794214634 おすすめ度: ![]() Amazon ランキング: 211148位 発送可能時期: 通常3~5週間以内に発送 ![]() |
癒される、かどうかは知りませんが、私の場合は、この本を仕事で疲れたときとか、何もやる気がおきないときなどに、パラパラめくるようにしています。1ページに1つずつ、大きな文字で水木先生の名言が書いてありますので、気軽に拾い読みしたり、寝る前に読むには、もってこいの本です。
しかも、その言葉がどれも、じいさんが、ふと思いつきで口にしたって感じの、何気ないつぶやきとか感想みたいなものばかりなので、いい意味でいいかげんで、自然な感じなんですねえ。どこか、田舎のお爺さんと世間話でもしているかのような気になってきます(とはいっても、この人は水木先生だから、彼の作品の関連で、なるほど、と思うページもあります)。
しかも、その言葉がどれも、じいさんが、ふと思いつきで口にしたって感じの、何気ないつぶやきとか感想みたいなものばかりなので、いい意味でいいかげんで、自然な感じなんですねえ。どこか、田舎のお爺さんと世間話でもしているかのような気になってきます(とはいっても、この人は水木先生だから、彼の作品の関連で、なるほど、と思うページもあります)。
残念ながら私も無縁とは言えませんが,金銭や効率の過剰な追求等,
悪性の時代病が蔓延する私たちの時代の最高の解毒剤です.
このありがたいご本は,一家に一冊,ご家庭の常備薬として
備えられるべきものでありましょう.
悪性の時代病が蔓延する私たちの時代の最高の解毒剤です.
このありがたいご本は,一家に一冊,ご家庭の常備薬として
備えられるべきものでありましょう.
本書には水木しげる先生の数々の名言がおさめられています。どのページを開いても先生
の言葉なので、ファンにとっては夢のような一冊です。重要な部分は活字のポイントを大
きくして強調していますし、また水木先生の絵が適度に織り交ぜられているので、とても
よい出来映えだと思います。いつも持ち歩きたいのですが、サイズがちょっと大きいの
で、文庫版の出版をつよく望みたいです。
著者・水木しげるとなっていますが、先生は「はじめに 至福の日々」という冒頭の見開
き2ページに文章を寄せているだけで、実際は大泉実成さんが編集されています。ご本人
が「自分の好きな水木さんの言葉をパソコンでパタパタと打ち込」まれたとのことで、編
者の好みが色濃く出ているように思いました。
それにしても水木先生の言葉に出会うと、なぜこれほどまでに勇気づけるのでしょうか。
おそらく水木先生が、ご母堂から「お前はゆっくりだ」といわれても、軍隊でビンタをく
らっても、「好きの力」を信じて「自分主義」で生きてこられたことが、「人生における
けたはずれの経験値」となって表れているのだと私は思います。
最後に、本書で気になったのは編者がかかわった刊行物からの引用が目立つことです。
ざっと数えると約140日分、4割近くに達しています。エンゲル係数をもじってオオイ
ズミ係数と表現すると、これはかなり高い数値です。諸般の事情があったかもしれません
が、理想をいえばもっと幅広い文献から名言を選んでもよかったと思います。
あとひとつ、3月8日は水木先生の誕生日ですので、本書でもこの点は配慮してもらいた
かったです。個人的には、先生の第一声、「ネンコンババ」(猫の糞)あたりが候補では
なかったかと思います。
の言葉なので、ファンにとっては夢のような一冊です。重要な部分は活字のポイントを大
きくして強調していますし、また水木先生の絵が適度に織り交ぜられているので、とても
よい出来映えだと思います。いつも持ち歩きたいのですが、サイズがちょっと大きいの
で、文庫版の出版をつよく望みたいです。
著者・水木しげるとなっていますが、先生は「はじめに 至福の日々」という冒頭の見開
き2ページに文章を寄せているだけで、実際は大泉実成さんが編集されています。ご本人
が「自分の好きな水木さんの言葉をパソコンでパタパタと打ち込」まれたとのことで、編
者の好みが色濃く出ているように思いました。
それにしても水木先生の言葉に出会うと、なぜこれほどまでに勇気づけるのでしょうか。
おそらく水木先生が、ご母堂から「お前はゆっくりだ」といわれても、軍隊でビンタをく
らっても、「好きの力」を信じて「自分主義」で生きてこられたことが、「人生における
けたはずれの経験値」となって表れているのだと私は思います。
最後に、本書で気になったのは編者がかかわった刊行物からの引用が目立つことです。
ざっと数えると約140日分、4割近くに達しています。エンゲル係数をもじってオオイ
ズミ係数と表現すると、これはかなり高い数値です。諸般の事情があったかもしれません
が、理想をいえばもっと幅広い文献から名言を選んでもよかったと思います。
あとひとつ、3月8日は水木先生の誕生日ですので、本書でもこの点は配慮してもらいた
かったです。個人的には、先生の第一声、「ネンコンババ」(猫の糞)あたりが候補では
なかったかと思います。
妖怪はかせ、といえばわかりやすいでしょうか.「ゲゲゲの鬼太郎」の作者といったほうがいいかもしれませんね.
水木しげるさんの語録です.この人は戦時中にラバウルへいって片手をなくしているのですが、悲壮感を感じさせないところが不思議です.ラバウルの現地人との交流によって魂の安住の地をみつけたようです.霊や妖怪の話などもそのあたりからきているようではありますが、死を達観していつつ、煩悩もありのままに受け止めていて思わず、笑ってしまう一冊です.
水木しげるさんの語録です.この人は戦時中にラバウルへいって片手をなくしているのですが、悲壮感を感じさせないところが不思議です.ラバウルの現地人との交流によって魂の安住の地をみつけたようです.霊や妖怪の話などもそのあたりからきているようではありますが、死を達観していつつ、煩悩もありのままに受け止めていて思わず、笑ってしまう一冊です.
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