普段は目立たない少女飛鳥が、その演劇の才能からどんどん渦に巻き込まれて、最後は天才だけが辿り着ける境地へ。
最後の場面で、周りは響子に肩を並べたと思ったのに飛鳥は敵わないと言った。響子は芝居の怖さを知っていてここにいるけど、自分はまだ知らない。それがわかったのが飛鳥の成長だろう。空手の世界では辿り着けなかったあと一歩、本物になるかなり損ねるかのあと一歩を飛鳥が越えられるのか。続編が読みたくなる。てことはこの本だけでは少し物足りないのかという事で☆4つにしました。
チョコレートコスモス
|
演劇の舞台という場所での役者の真剣勝負。
いくつか描かれるオーディション、そこに至るまでの女優の闘争心や
葛藤のピンとはりつめた緊張感が伝わってくる。
舞台稽古での駆け引き、オーディションの場面での一人の演技終了...
その度に読んでいる自分の肩に力が入っていることに気づく。
劇団「ゼロ」の初公演。
二日目ラストシーンでスポットライトの中で振り返る飛鳥の姿。
読み手も ぞっとさせる演出。
圧巻は、「欲望という名の電車」第9場を使った オーディションの
緊張感!、緊迫感!、臨場感!。
何年ぶりでしょうか...時間を忘れて読んでしまう、...
読まずにいられなくなる作品に出会えたのは。
読み手をぐいぐい引き込んでいく筆力。
ほんものです。
いくつか描かれるオーディション、そこに至るまでの女優の闘争心や
葛藤のピンとはりつめた緊張感が伝わってくる。
舞台稽古での駆け引き、オーディションの場面での一人の演技終了...
その度に読んでいる自分の肩に力が入っていることに気づく。
劇団「ゼロ」の初公演。
二日目ラストシーンでスポットライトの中で振り返る飛鳥の姿。
読み手も ぞっとさせる演出。
圧巻は、「欲望という名の電車」第9場を使った オーディションの
緊張感!、緊迫感!、臨場感!。
何年ぶりでしょうか...時間を忘れて読んでしまう、...
読まずにいられなくなる作品に出会えたのは。
読み手をぐいぐい引き込んでいく筆力。
ほんものです。
あらすじを最初見たとき、自分がまったく
興味がない世界を舞台にしていたので、
読めるかなあと思ったけど、杞憂に終わりました。
自分の触れたことの無い世界で生きる人々の気持ち
は、やっぱり分かりづらかったけど、話に引き込まれて、
最後までページを繰る手が止まりませんでした。
興味がない世界を舞台にしていたので、
読めるかなあと思ったけど、杞憂に終わりました。
自分の触れたことの無い世界で生きる人々の気持ち
は、やっぱり分かりづらかったけど、話に引き込まれて、
最後までページを繰る手が止まりませんでした。
飛鳥の可能性が追究される作品なのだろう。
もう少し飛鳥が描き切れていたらと思う場面もある。なぜあれだけ演劇にのめり込んでいったのかの部分が弱いのかもしれない。
それでも、演劇というモノがこれほど細かく描かれる小説も少ないだろう。
やはり恩田さんは天才なのだ。
もう少し飛鳥が描き切れていたらと思う場面もある。なぜあれだけ演劇にのめり込んでいったのかの部分が弱いのかもしれない。
それでも、演劇というモノがこれほど細かく描かれる小説も少ないだろう。
やはり恩田さんは天才なのだ。
大変面白く読みました。この本が面白く読めたのは、私が演劇に興味を持っていたことと、「ガラスの仮面」を読んだことがなかったからのようですね(苦笑)。星5つにしましたが、ガラスの仮面に酷似しているのならマイナス5つでしょうか。
演出家の出す難題に主人公がどう答えていくのか。作者の解答で満足できる人もいればできない人もいるでしょう。そこが本書の評価の分かれ目になると思います。私は満足できました。それこそ夢中で読みました。このあと、著者の他の作品も読みましたが、それらは、最後の謎解きが不十分で、楽しめませんでした。著者の作品は、総じて読者をドキドキさせながらクライマックスに持っていく牽引力はあると思うのですが、謎解きがもうひとつで楽しみにしていた分、落胆も大きいかと思います。しかし、恩田作品を軽んじている方!この作品は秀逸です。評価が一変すること請け合いです。ぜひ読んでください。私としてはこの続きが読みたいぐらいです。オーディションで物語は終わっていますが、主人公たちの本番はこれからです。書く気になれば、稽古やリハーサル、本番でのライバル対決でもう1冊書けるのでは。でも、それこそ「ガラスの仮面」になってしまうのか(笑)。
演出家の出す難題に主人公がどう答えていくのか。作者の解答で満足できる人もいればできない人もいるでしょう。そこが本書の評価の分かれ目になると思います。私は満足できました。それこそ夢中で読みました。このあと、著者の他の作品も読みましたが、それらは、最後の謎解きが不十分で、楽しめませんでした。著者の作品は、総じて読者をドキドキさせながらクライマックスに持っていく牽引力はあると思うのですが、謎解きがもうひとつで楽しみにしていた分、落胆も大きいかと思います。しかし、恩田作品を軽んじている方!この作品は秀逸です。評価が一変すること請け合いです。ぜひ読んでください。私としてはこの続きが読みたいぐらいです。オーディションで物語は終わっていますが、主人公たちの本番はこれからです。書く気になれば、稽古やリハーサル、本番でのライバル対決でもう1冊書けるのでは。でも、それこそ「ガラスの仮面」になってしまうのか(笑)。



