1993年に毎日新聞社から出たものの文庫化。かなり加筆されている。
西原が日常のひとこま、若き日の思い出などを心のままに描き綴った一冊。わりと初期の作品のようで、まだ絵も丁寧(?)。毒も少ない。むしろ、ちょっと物足りなく思ってしまうくらいだが、哀切に満ちた語り口もなかなか面白い。
人間の運命というのは、自分ではどうしようもないものなんだな、とわかる。
怒濤の虫 (双葉文庫―POCHE FUTABA)
|
初めはかわいい絵を描くマンガ家という程度の認識だったが、この本を読んで彼女のイメージが一新された。既に彼女のマンガファンとなった人にも一読を勧めます!
初めはかわいい絵を描く漫画家という程度の感想だった西原理恵子(りえぞう)だったが、この本を読んで文章もかけるんだと、カツモクした記念すべき一冊。既に彼女のマンガファンも文章の世界に引き込まれるのも快感ですよ。
比肩するもののない漫画家の地位を確立してしまった西原理恵子のまだもう少し若かったころのエッセイ集。
本人が自分で文章を全部書ききったのはほとんどないと言っている位だから,
本当に編集者の手がよく入った本なのだろうが,
著者がぽつんとでも懸命に生きてきた姿は本書からもありありと浮かびあがってくる。
文庫版のみに収められている巻末の漫画は働く人の胸を打たずにはいられない小作品。
西原理恵子の初期の頃のエッセイで、
今よりもっとパワーがあったように思う。
めちゃくちゃやっていたりするけれど、
どこかに、心優しい一面を覗かせいるので、
どうしても憎めない人である。
今よりもっとパワーがあったように思う。
めちゃくちゃやっていたりするけれど、
どこかに、心優しい一面を覗かせいるので、
どうしても憎めない人である。
この本の中では「こぷるちゃん」という猫が
死んでしまった際の話で泣けてしまった。
西原の原点がここにあると感じる。



