「沖縄、かあ。おれ、陽気な人々って苦手。なんか、両手ひらひらさせて踊って、遠い目して海眺めて、それでうやむやにしてしまうようなかんじじゃん。」
初めの方に出てくるウミの言葉。
ハナとウミという異母兄弟が、初めて沖縄に触れ、それぞれの感覚でいろんな経験をする話。
普通に恋みたいなことをしちゃうのが、いい意味でわかりやすいと思った。
自分が最初に沖縄という文化にふれた時の圧倒。
ただそこにあるだけという感じの青い海と空や、ぐいぐい押してくる熱いはちきれそうな人々、自分と他人との境界の曖昧さ、どうでもよさ、からっとぬけるような明るさ陽気さ、暑い空気の中の性の無法地帯、ばんばん産まれる子ども。。。などをわかりやすく描いている。
でも、あくまで「旅行者」の表面からの目線だ。
もう少しディープな「旅人」目線は、吉本ばななあたりが担当なのか。
最後には、2人の兄弟もそんな空気を身体で理解していったが、ハナの、
「私は、陽気な人って、苦手。陽気であれば、赦されるんでしょ。たいていの大人はそうだよね。大人は、あまい、あまい」
という言葉が心に残った。
良くも悪くも、トーキョー人から見た沖縄、南文化を書いてるなーと思った。
ハナとウミ
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ハナとウミは異父姉弟。
自由奔放な母が沖縄にいることを知り、
二人はそれぞれ別々に沖縄に向かいます。
沖縄の開放的な空気に触れ、
なんとなく諦めの人生を過ごしていた二人に変化が訪れて・・・といったストーリー。
沖縄という地には人を明るく変えてくれる不思議なパワーがあって、
二人も導かれるかのようにかわっていくのですが
作品と著者の未熟さ、底の浅さが気になりました。
中途半端に童話チック。
おそらくよしもとばななの「海のふた」や「なんくるない」のような
作品が書きたかったんだと思いますが、あれに比べると全然浅い。
二人の本質的な成長は感じられないのに、
なんとなく前へ良い方へと進ませている妙な展開。
違和感を感じずにはいられませんでした。
自由奔放な母が沖縄にいることを知り、
二人はそれぞれ別々に沖縄に向かいます。
沖縄の開放的な空気に触れ、
なんとなく諦めの人生を過ごしていた二人に変化が訪れて・・・といったストーリー。
沖縄という地には人を明るく変えてくれる不思議なパワーがあって、
二人も導かれるかのようにかわっていくのですが
作品と著者の未熟さ、底の浅さが気になりました。
中途半端に童話チック。
おそらくよしもとばななの「海のふた」や「なんくるない」のような
作品が書きたかったんだと思いますが、あれに比べると全然浅い。
二人の本質的な成長は感じられないのに、
なんとなく前へ良い方へと進ませている妙な展開。
違和感を感じずにはいられませんでした。
同著者「しょっぱいドライブ」では60代老人と30代女性の恋愛を描いていたが、本作品でもおじいちゃんはポイントとして登場する。
沖縄が舞台というだけでいいですね。舞台と同じように、まったりと物語は進んでいきます。しかし、沖縄料理の名前をずらっと並べたり、いかにも「この本を書くために沖縄に行って勉強してきました」っていう著者の存在が感じられる。
ハナとウミは母親が一緒だけど父親が違う兄弟。そんな微妙な関係の二人は、たまに会うとドキドキする関係。
二人の間に何かあるかと思いきや、結局二人は別々の道を歩んでいくんですね。
異父兄弟の関係をさらっと描いた面白い小説です。さらっとしすぎて物足りなく感じる方もいると思いますが。
沖縄が舞台というだけでいいですね。舞台と同じように、まったりと物語は進んでいきます。しかし、沖縄料理の名前をずらっと並べたり、いかにも「この本を書くために沖縄に行って勉強してきました」っていう著者の存在が感じられる。
ハナとウミは母親が一緒だけど父親が違う兄弟。そんな微妙な関係の二人は、たまに会うとドキドキする関係。
二人の間に何かあるかと思いきや、結局二人は別々の道を歩んでいくんですね。
異父兄弟の関係をさらっと描いた面白い小説です。さらっとしすぎて物足りなく感じる方もいると思いますが。



