主人公がポジティブ?なのは無知だからじゃないかなぁ…と思います。
今時の若者という感じでしょうか。
設定が2001年なので既に懐かしいという感覚すらします。
オチが
ちょっと不満です。
僕たちの戦争
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歴史を振り返ることはあっても、過去の人がみた今って考えたことがなかったので、吾一がみた今に、衝撃を受けました…。
なんとなく戦争の話はフィクションでもあんまり読みたいと今まで思わなかったのですが、戦争のこと、もっと知りたくなりました。
この本はタイムスリップ小説としても面白かったです。
なんとなく戦争の話はフィクションでもあんまり読みたいと今まで思わなかったのですが、戦争のこと、もっと知りたくなりました。
この本はタイムスリップ小説としても面白かったです。
現代のフリーター尾島健太と昭和19年の軍国青年石庭吾一が入れ替わってしまい、お互いが元に戻る方法を模索しつつ、その入れ替わった世代で必死に生きていくというストーリー。健太の行った先で会う人々の偶然には、やや拍子抜けする感は否めないが、戦時中の若者の愛国心には感心させられるものがあった。自らの命を顧みず特攻隊に志願し死んでゆく若者たち・・・。是非、戦争を知らない現代の若者たちにおススメしたい作品です。
最後に海から出てきたゴマ粒みたいな頭は、健太なのか吾一なのか気になるところです。
最後に海から出てきたゴマ粒みたいな頭は、健太なのか吾一なのか気になるところです。
’03年〜’04年『小説推理』連載に、加筆訂正し単行本化された作品。
さすがは荻原浩の小説らしく、前半から中盤はユーモアもあって面白く、ラストになるにしたがって、やがて哀感が漂う傑作である。
2001年に生きる“根拠なしポジティブ”のフリーター・健太と、1944年(昭和19年)の「海の若鷲」にあこがれる海軍飛行訓練生・吾一が時空を超えて入れ替わった!ふたりはそれぞれ時間をかけて順応しつつ、なんとか元の時代に戻ろうとする。
私は読んでいて、果たして彼らのうち、どちらが本当に幸せなのだろうかと真剣に考えさせられた。
普通なら、平和で、物が溢れんばかりに豊かにそろっている現代に来て、ミナミという恋人までいる吾一の方が幸せなんだろうけれども・・・。境遇の変化に大いに戸惑う吾一の姿は実にコミカルに、そしてシニカルに描かれており、渋谷の街で彼は疑問を持つ。「これが、自分たちが命を捨てて守ろうとしている国の50年後の姿なのか?」ここらあたりに荻原浩の痛烈な世相風刺が見られる。
一方、健太の方は笑うに笑えないマジヤバな状況である。厳しい軍律や、上官の理不尽なシゴキの世界に放り込まれたのだから。しかし彼は音を上げることなく、耐え抜いていく。戦争という間違った目標に、皆が無理やり向かわされていた時代。若者にとって「死」が「名誉」であった時代。しかし今以上に「家族の愛情」、「戦友たちとの友情」、「人と人とのふれあい」が細やかで豊かであったように描かれている。私は戦争にはもちろん反対だが、元の世界に戻るという目的を持った健太にとってはそういった情愛に支えられながら、“超えられる”ハードルだったのではないか。
8月は何かと戦争関係の本やドラマ、ドキュメンタリーや映画などが注目される月だが、本書はそんななかで肩が凝らずに読める、“戦争モノ”の一冊である。
さすがは荻原浩の小説らしく、前半から中盤はユーモアもあって面白く、ラストになるにしたがって、やがて哀感が漂う傑作である。
2001年に生きる“根拠なしポジティブ”のフリーター・健太と、1944年(昭和19年)の「海の若鷲」にあこがれる海軍飛行訓練生・吾一が時空を超えて入れ替わった!ふたりはそれぞれ時間をかけて順応しつつ、なんとか元の時代に戻ろうとする。
私は読んでいて、果たして彼らのうち、どちらが本当に幸せなのだろうかと真剣に考えさせられた。
普通なら、平和で、物が溢れんばかりに豊かにそろっている現代に来て、ミナミという恋人までいる吾一の方が幸せなんだろうけれども・・・。境遇の変化に大いに戸惑う吾一の姿は実にコミカルに、そしてシニカルに描かれており、渋谷の街で彼は疑問を持つ。「これが、自分たちが命を捨てて守ろうとしている国の50年後の姿なのか?」ここらあたりに荻原浩の痛烈な世相風刺が見られる。
一方、健太の方は笑うに笑えないマジヤバな状況である。厳しい軍律や、上官の理不尽なシゴキの世界に放り込まれたのだから。しかし彼は音を上げることなく、耐え抜いていく。戦争という間違った目標に、皆が無理やり向かわされていた時代。若者にとって「死」が「名誉」であった時代。しかし今以上に「家族の愛情」、「戦友たちとの友情」、「人と人とのふれあい」が細やかで豊かであったように描かれている。私は戦争にはもちろん反対だが、元の世界に戻るという目的を持った健太にとってはそういった情愛に支えられながら、“超えられる”ハードルだったのではないか。
8月は何かと戦争関係の本やドラマ、ドキュメンタリーや映画などが注目される月だが、本書はそんななかで肩が凝らずに読める、“戦争モノ”の一冊である。
現代の若者フリーターの健太と、戦時中の特攻隊員吾一が時を越えて
入れ替わる。
一体、どんなことがおこるのだろう。いつ、元に戻るのだろうと
どきどきしながら、一気に読み進めました。
面白かったです。それに、戦時中の青年たちの初恋・毎日の会話など
心を打たれました。わかりやすい表現なので、中・高生にも読んで欲
しいです。
ただ、最後の結末がやっぱり私は気になります。あれはあれで、健太
が意識せずに言った一言をふまえているのかなとか、読者に考えさせ
るのかなとかいろいろ思うけど、やっぱり、私は気になります〜!
入れ替わる。
一体、どんなことがおこるのだろう。いつ、元に戻るのだろうと
どきどきしながら、一気に読み進めました。
面白かったです。それに、戦時中の青年たちの初恋・毎日の会話など
心を打たれました。わかりやすい表現なので、中・高生にも読んで欲
しいです。
ただ、最後の結末がやっぱり私は気になります。あれはあれで、健太
が意識せずに言った一言をふまえているのかなとか、読者に考えさせ
るのかなとかいろいろ思うけど、やっぱり、私は気になります〜!



