発情装置―エロスのシナリオ
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日本の女性のセクシュアリティを覗きたい男性におすすめ。「そんなの彼女に訊けば分かるよ」なんて言ってちゃいけません。将来、経済的にあなたに依存して、つまり、自分自身の人生とあなたの生涯賃金の半分を交換して生きていこうと考えている彼女が本当のことなんか言うわけないじゃないですか。賢い女性なら少しでも自分を高級に見せようとするものです。
「使用可能」にもかかわらず若いがゆえに、そして倫理という価値観のゆえに「使用」を控えさせられる女性。女子高生のセックスは社会で許されるか否か。そしてさらにそれでお金をもうけることはいけないのか。
AVのモザイクは何のためか。そしてなぜいつも男性の視点なのか。いろいろ考えさせられる本です。読み終えたあと、少しは世界が違って見えます。
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上野千鶴子が、この社会で何らかの窮屈さを感じつつ生きる
全ての女性達に贈るレクイエム。
全ての女性達に贈るレクイエム。
コギャル,エンコーに始まってレズビアンやゲイに至るまで、
およそ現代社会が抱えるセクシュアリティに関わる事象について、
ジェンダー理論を使って鮮やかにからくりを解き明かしていく。
その手さばきや切れ味は見事と言うほかない。
著者の言説はどうしようもないほどの攻撃性をはらんでいる。
それは彼女のフェミニズム論またはジェンダー論が
まだまだ発展していく可能性を大いに秘めている
若々しさを感じさせもするし、
また同時にこの言説そのものが
著者本人へのレクイエムでもあることも窺わせる。
荒々しい攻撃性と冷徹な分析で、最後まで一気に読ませます。
このからくりを知ってしまったら、もう・・・。
世の中の見方が一気に変わります。
少なくとも私は変わりました。



