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女はこうしてつくられる
甘糟 りり子
価格: ¥1,470 (税込)

単行本
出版社: 筑摩書房
発売日: 2005/04
ISBN: 4480814728
おすすめ度:3.0
Amazon ランキング: 306315位
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女はいくつになっても
外見はもちろん、中身からキレイになりたい!の参考には、まったくならないです。
くだらない、些細なことにいちいち拘って、他の女と自分を比べて、なんとか、同年代より「キレイ」でいたい女のあがき。
林真理子とは違って、もともとまあまあの容姿に恵まれていたので、彼女ほど赤裸々ではないですが。
いっそ中村うさぎさんくらいに潔ければ、気持ちいいんですけどね。

それでも、そのくだらなさに一生懸命なところと、それを曝け出す勇気に☆4つです。
程ほどの脱力感
コンプレックスに近いくらいのジャンダー論と、同姓への悪口、
車、ファッションのブランド力に否応無く屈服する、
ある意味「等身大の」一般女性のエッセイ。
第2章“beauty”に関しては、同様の美容情報が
沢山刊行されている中、すべての行為が
「一般的」過ぎて、あえて女性から賛同を受ける項目は見当たらない。
同様に第3章“time”でのクルマについての記述にて、
「ジャガーEタイプ」「3200GT」などの
キーワードのみで興味を引こうとする様を、
幼稚に感じる男性はいるであろう。
当時掲載されていた『エンジン』誌での反響も知りたいところである。

セレブでもなく、かといって無頼漢でもなく、
感嘆の形容は当てはまらないが、
逆に「いくつになっても女はこういうもの」という読後感は味わえる。




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