ひとつ前に戻る

警視庁草紙〈下〉―山田風太郎明治小説全集〈2〉 (ちくま文庫)
山田 風太郎
価格: ¥998 (税込)

文庫
出版社: 筑摩書房
発売日: 1997/05
ISBN: 4480033424
おすすめ度:5.0
Amazon ランキング: 81547位
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

amazonの詳細ページへ
読んで損なし
上巻から通しで事件のからくりもさること乍、この下巻は特に人物のひとりひとりが男女問わず恰好いい!(まあまあ‥救いようのないような人もいるけれども)
実在の人物が多く出てくるので、誰がいつどこで死んでしまうかわかっている人などには、その恰好良さが切ないことと思います。
あと通行人のように有名人が出てくるのもニクいトコロ。
「あんたこんなところにいたのか!でも全然注目されてない!(笑)」と。

それからこれは、登場人物について調べたくなるので困ります。
調べなくてもまったく楽しめるけれど、楽しかったからこそ調べたくなってしまう。
とりあえず柴五郎は調べました!
川路大警視は論文を書こうとして断念しました…


あ、私『るろうに剣心』から斎藤一が気になったクチだけど、この斎藤一も大好きです!(笑)
何度、戦慄させらるか
ふっと影のように、人物の前を横切っていく実在の者たち。
その顔が明らかになった瞬間、事件の真相がベールのようにはぎとられていく過程。何度も何度も背筋がぞっとする大傑作。
山風明治ものにはずれなしだが、そんな中でもこれは最高峰に位置するだろう。
ラストに向けての哀感も見事!



本のみちしるべ Powered by Amazon Web Service
PR: FS研究室