タイトルだけ見ると、イギリス文学者にして、「グルメ」ではなく食を楽しむ紳士の酒にまつわる失敗談かと思って手にしたが、差にあらず。父親が首相をしていた戦後の精神的風土の歪みに対する論評などが、政治と無関係に語られている。
・・・と思ったら、やはりでてきます。酒と、旅の楽しい話が。酒についての様々な考察を展開されており、酒飲みとしては、嬉しい限りではある。
ただ、全体としては、バランスが少しよくないなと感じた次第。で、☆1つ減点。
新編 酒に呑まれた頭 (ちくま文庫)
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新編 酒に呑まれた頭 (ちくま文庫)
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今、凡百の食味評論家なる人たちが書きなぐる駄文と昭和半ばの食糧事情で綴られたこのエッセイを読み比べると、人生の素養の多寡が文章にあらわれてきます。
酒呑みの方、素晴らしい酒呑みで人生の達人の洒脱な日々を受け止めてみませんか?