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プラチナタウン
楡 周平
価格: ¥1,890 (税込)

単行本
出版社: 祥伝社
発売日: 2008/07/23
ISBN: 4396632983
おすすめ度:3.5
Amazon ランキング: 236268位
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3内容は
面白い。
 今となっては日本のどこにでもありそうな箱物だらけで破産寸前の過疎の村をどのように立て直すか。その答えとして建設された老人ホームが軌道に乗るまでを強烈な連中と共に立て直す商社出身の村長の物語です。

 現実はここまでうまくいくのかは不明ですが、一つの案として楽しめる内容となっています。

 ただ、この計画で私腹を肥やそうとする連中やなんだかんだいって妨害しようとするような反対勢力にも主人公達と同等のパンチのある人が出てくればと言うのが少し不満なので☆3つ
3緑原町がうらやましい
商社マンで出世街道まっしぐらだった男が、財政赤字に苦しむ街の
町長になった。さまざまなしがらみから、議員削減もままならない。
山積みの問題もどうするか?現実にもありそうなことなので、とても
興味を持って読んだ。八方ふさがりの状況から、「災い転じて福となる」を
地で行くような展開は爽快だ。過疎、地域の高齢化とそれに伴う介護問題、
街の財政悪化など、どれも現代社会が抱える問題だ。難しいとは思うが、
この作品に描かれているようにそれらを解決できたら、どんなにすばらしい
ことか。普通の生活を送る。そのことさえも難しい今の世の中にあり、
緑原町がとてもうらやましく感じられた。
3何となく抵抗を感じる
主人公は元商社マンで現在は町の長。
結局いつも高い位置にいた人が自分よりずっと下にいた人達に手を貸して最後はめでたしめでたし、という感じで最後までもやもや感が払拭できませんでした。

時々でてくる自分の商社マン時代の話と町の人と商社マン時代の自分の収入の対比。
町の人と近い生活をしている私にとっては、彼は厭味で言っているのか、自覚なしで言っているのか、こんな調子で、町の人に話していたら、嫌われてしまうだろうなと思った。

それと彼の奥さんがほんの少ししか出てこないが、彼女にとっては、それまでの商社マン妻としての優雅な生活から、夫の実家へ戻っての義家族との生活は天国から地獄へ突き落されるくらいの違いがあるはずなので、そこいらへんの妻の心の中も描いてほしかったです。
3う〜む
確かに明るくて楽しい!
単純に楽しめる一方で、その裏に書かれている
老人介護の問題等大きな問題がかいま見える。
なんとなく、自分の老後はどうなるのだろうと
感じたのも事実。

こういう観点から読んでみても良いかと。
4明るい社会派小説
老人問題、地方の過疎化、雇用問題、古くからの商店街の衰退・・・今、地方が抱える多くの問題を多く含んでいます。
私の住んでる町もこんな感じだからこういう状況、よーくわかるけど、
それをすべて一つの施設建築で解決してしまおうというからすごいっ!
こんなわかりやすい社会派小説なら私でも十分楽しめます。
表紙の二人の顔が作品すべてを物語ってます。見てくださいよ、彼らのいい表情(笑)

バリバリの商社マンだった男が破たん寸前の故郷の町長となり、財政再建を目指す。
そこで目をつけた事業が「老人ホーム」。
とはいっても私たちがイメージするようなホームではなく、都会の富裕層をターゲットにした夢のような近代的老人ホーム。
老人が移り住むことで人口が増え、雇用も増え、税収もあがりいろんな意味でよい、と。
・・・夢のような話です。

お金のある人しか入居できないという現実はリアルだけれど、
この事業によってこの町は老人だらけの町になってしまうのに暗さをまったく感じない。
展開が都合よすぎるのは気になるけど、明るい未来を感じさせてくれる作品でした。



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