深呼吸の必要 ノベライズ (幻冬舎文庫)
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同名の映画「深呼吸の必要」を観て、
物語がすごくすごく気に入って、
こちらのノベライズも手に取りました。
ふつうは映画やドラマのノベライズは、単に文章化しただけでは…? と
思わず突っ込みたくなる本が多いのですが、
この小説は素晴らしかったです。
映画で描ききれなかったエピソードや、
それぞれの登場人物が発した言葉の奥に潜む心の部分、
さらには映画のエンディングの後の、キビ刈り隊のメンバーの後日談まで、
丁寧に、とても丁寧に綴ってあります。
気負わず、飾らず、一字一字綴られた言葉に、
あの美しい映像の記憶が重なって
とてもいとおしい気分でページをめくることができました。
このノベライズを担当された方は
執筆当時はおそらく50歳くらいなんですけど、
ひなみちゃんの心理描写にアナクロな感じがまったくなくて、
見事の一言に尽きました。
感性って、年齢じゃないんだな、と舌を巻いた一冊です。
映画が気に入った方は、きっと好きになる本ですよ。
するする読めて後味も悪くない。
沖縄の青い海や広いサトウキビ畑を鮮明に思い浮かべることができた。
沖縄の青い海や広いサトウキビ畑を鮮明に思い浮かべることができた。
ストーリーの展開はちょっとありがちな感が否めないが、
沖縄でサトウキビ刈り、という設定が、
都会暮らしの私には新鮮だった。
手に汗握る、といった風の話ではなく、
良くも悪くものんびりと話しが進んでいく。
派手な展開の物ばかり読んだ後だったので、
少し物足りなく感じた。
最初の頃のイベントは、初体験の仕事についてよくありがちなことの連続ですが、後半の盛り上がりとさわやかな情景描写が、他の青春小説にはない種類の感動と爽快さを届けてくれます。
サクッと読めて、読んだ後はとてもすがすがしい気持ちになれて元気ももらえる。そんな感じの本だと思います。
サクッと読めて、読んだ後はとてもすがすがしい気持ちになれて元気ももらえる。そんな感じの本だと思います。



