デビュー作だから最近の作品と比較すると少々拙くも思えます。
でも荒削りな魅力があります。
美貴様を出した幻冬舎は偉いです。
溺れる指さき (幻冬舎アウトロー文庫)
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所謂「官能小説」というジャンルがある。そう、フランス書院とかあの手のヤツだ。作者は大抵男で、シチュエーションこそいろいろだが、結局は女が男の「そそり立つ」一物を受け入れて大喜びするという代物で、男に征服された女が恥辱に塗れながらも快楽の海に沈むというパターンだ。さて、その「官能小説」を女が書いたらどうなるか。
なんも変わらんやんけ。少なくとも、この作品は、凡百の官能小説となんら変わるところがない。女同士の愛憎関係みたいなのが少し出てはいるが、申し訳程度である。過激なら良いというものではない。トホホ。
なんも変わらんやんけ。少なくとも、この作品は、凡百の官能小説となんら変わるところがない。女同士の愛憎関係みたいなのが少し出てはいるが、申し訳程度である。過激なら良いというものではない。トホホ。
描写の深さ、まだ新人の作家さんですがもっと伸びる方だと思います。女性のつぼを押さえているのか、男性の書く官能ものとは異なるのではないでしょうか?文中で主人公である人妻は性にどんどんと溺れていきます。いろいろなことに手を出し、そして手を出され、非常に読みやすいです、表紙もいわゆる官能ものではないのでやはりそれは出版社のセンスの良さでしょう。欲や好みでいうならばもっとどろどろに溺れてしまった方がいいのですが、いずれノワールの世界にも行きそうな作家さんです。



