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鬼子〈下〉 (幻冬舎文庫)
新堂 冬樹
価格: ¥560 (税込)

文庫
出版社: 幻冬舎
発売日: 2003/04
ISBN: 4344403517
おすすめ度:4.5
Amazon ランキング: 216314位
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真相
★5つに限りなく近い4つです。

浩が鬼子となったわけとは。。。
真相を知った時、完全に凍りつきました。。。
恐ろしい作品です。でも、読むのをやめられない。。。
上巻含めてレビューします
ネタバレになるので詳しくは書きませんが
後半の展開ははっきり言って卑怯なところがあります。
(ついでに作品の価値とは関係ないけれど
 母親に読ませるには結構な度胸がいる展開です)
とはいえ最初から最後まで話に引き込まれましたし
この程度の卑怯さならよくあるレベルでしょう。
この作品のキモは登場人物の描写です。
彼らの抱える事情こそ特別ですが
行動には人間らしさ溢れています。
だからこそ真相が晒されるとき
リアリティと主人公への共感が冷まされ、
いわゆる「ひき」を感じるかもしれません。
意外な職業の人間がキーになる
(上巻のレビューの続き)
下巻では、息子の浩に対し、遂に袴田勇二も対抗措置を真剣に考え始める。そして、浩の暴力的になった原因も明らかになってくるのであるが、意外な職業の人間がキーになっていることも解ってくる。この職業に就く人を、この様に描いた作品は初めてではないのか? 上巻よりも気を揉むストーリー展開になるが、最後はうまくまとめられてしまった感があり、上巻の家庭内の描写に比べればインパクトが弱い。下巻の方の評価が低くなったのは、このためである。
最高傑作!!
『鬼の子』は実は子供ではなかった・・・。驚愕のラストは新堂ワールドの集大成。プロットにはやや難があるけれども、主人公である父親の荒廃した心がよく描けていると思う。なさそうで、でもありがちな現代社会の病魔を、じっくりと描ききっているからこそ、読者を惹きつけるのだと思う。物語全編に流れる狂気は、この世のどこかできっと起こっているはずだけに、恐怖心は止まらない。私は数ある著者の作品の中で、これが一番好きだ。



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