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鬼子〈上〉 (幻冬舎文庫)
新堂 冬樹
価格: ¥600 (税込)

文庫
出版社: 幻冬舎
発売日: 2003/04
ISBN: 4344403509
おすすめ度:4.0
Amazon ランキング: 64821位
発送可能時期: 通常3~5週間以内に発送

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ここまでやるか。。。
家族の中でここまでやるのか。。。
なんて思ってたら上巻が終わってた。
相変わらず新堂、一気に読ませます。

買うべし!読むべし!!!
下品なのは間違いないけど・・・
 この作品のテーマの一つ「暴力」に相応しい目を背けたくなるような描写.同著者の「カリスマ」のときにも感じたがとにかく下品な作品だ.文章からは品性の欠片も感じない.プロットも良く練られているとは思わない.落ちも取って付けた様で気に入らない.会話も機知に富んでいるとは思わない.
 それでも息もつかせぬ展開で読ませてくれる,とんでもないパワーを秘めた本.新堂冬樹作品たる所以だろう.
一言でいえば“震撼!”
完璧なまでに練られ、叩かれ鍛えぬかれた傑作。読めばとまらなくなること必至、限界点まで一気に加速する悪魔のプロット。精神的に余裕があるなら是が非でも読むべきです。素晴らしいのはこれだけ多くの要素を満載しながら転覆せず、物語が見事に読者の懐にしっかりと立ち現れること。日本の作家では非常に珍しい、神をも恐れぬ勇気が『鬼子』には宿っています。
やだやだ
あーやだやだ
面白いけど
純愛小説しか書けない売れない作家。その息子がある日突然豹変。実の親に対して酒、タバコはもちろんエロ・ビデオまで借りさせ、殴る蹴るの暴力だけでなく、実の妹を友人らに犯させるという、とにかくむちゃくちゃなやつ。同じ時期に妻も自分に対してよそよそしくなってしまい、息子の更生に協力しようとしない。その原因は何のか? 何ででしょう? それは読んでからのお楽しみです。
一般的な作家の悲哀がよく表現されてる感じがしました。私は作家じゃないからほんとのところはわかりませんが。
というよりも主人公の作家のセンスが非常に興味深く、ほんとにこんな人が今時いるのかな? という感じでした。



鬼子〈下〉 (幻冬舎文庫)
新堂 冬樹
価格: ¥560 (税込)

文庫
出版社: 幻冬舎
発売日: 2003/04
ISBN: 4344403517
おすすめ度:4.5
Amazon ランキング: 64755位
発送可能時期: 通常4~5日以内に発送

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真相
★5つに限りなく近い4つです。

浩が鬼子となったわけとは。。。
真相を知った時、完全に凍りつきました。。。
恐ろしい作品です。でも、読むのをやめられない。。。
上巻含めてレビューします
ネタバレになるので詳しくは書きませんが
後半の展開ははっきり言って卑怯なところがあります。
(ついでに作品の価値とは関係ないけれど
 母親に読ませるには結構な度胸がいる展開です)
とはいえ最初から最後まで話に引き込まれましたし
この程度の卑怯さならよくあるレベルでしょう。
この作品のキモは登場人物の描写です。
彼らの抱える事情こそ特別ですが
行動には人間らしさ溢れています。
だからこそ真相が晒されるとき
リアリティと主人公への共感が冷まされ、
いわゆる「ひき」を感じるかもしれません。
意外な職業の人間がキーになる
(上巻のレビューの続き)
下巻では、息子の浩に対し、遂に袴田勇二も対抗措置を真剣に考え始める。そして、浩の暴力的になった原因も明らかになってくるのであるが、意外な職業の人間がキーになっていることも解ってくる。この職業に就く人を、この様に描いた作品は初めてではないのか? 上巻よりも気を揉むストーリー展開になるが、最後はうまくまとめられてしまった感があり、上巻の家庭内の描写に比べればインパクトが弱い。下巻の方の評価が低くなったのは、このためである。
最高傑作!!
『鬼の子』は実は子供ではなかった・・・。驚愕のラストは新堂ワールドの集大成。プロットにはやや難があるけれども、主人公である父親の荒廃した心がよく描けていると思う。なさそうで、でもありがちな現代社会の病魔を、じっくりと描ききっているからこそ、読者を惹きつけるのだと思う。物語全編に流れる狂気は、この世のどこかできっと起こっているはずだけに、恐怖心は止まらない。私は数ある著者の作品の中で、これが一番好きだ。



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