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虚貌〈下〉 (幻冬舎文庫)
雫井 脩介
価格: ¥600 (税込)

文庫
出版社: 幻冬舎
発売日: 2003/04
ISBN: 4344403460
おすすめ度:4.0
Amazon ランキング: 5622位
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おもしろかったけど…
上巻を読んで凄く期待してました。
でも話が進んでいくうちに、あれ?死んでる?え?まさかそんなもの?
っていう感じで結局自分が期待していた方向とは違く終わってしまいました。
確かにおもしろいですし、予想を裏切るって所ではすごいような気もしますが、
やはりこの本は荒の物語にして欲しかったってのが本音です。
いやこれはこれでおもしろいんですけどね。
だまされた感…。
上巻はとても面白かったし、ストーリー展開にぐいぐい引き込まれました。
しかし、結末は…。
病と闘いながらも、残された時間をこの事件の解決にかける滝中刑事の執念にはとても心を打たれたのに、犯人の人間像はいまひとつ伝わらなかったのが残念です。
衝撃的な始まり方だっただけに、読み終えた今は、キツネにつままれたような読後感が。
どの作品も出足と結末の評価が違う。
雫井氏の書き出しはいつも凄い。ぐんぐん引き込まれてしまう。しかし結末はいつも「あれっ?」、「何でこうなるの?」と、とても惜しいと思う。柔道選手のドーピングも、この美濃加茂の放火事件も、元裁判官と隣人の事件も、万年筆と学校の先生の日記の話も、どれも非常に惜しいと思う。雫井氏の作品よりも、実際の事件簿、新潮45編集部編の新潮文庫の4冊の方がずっと怖いし、まともである。
現代版怪人二十面相
 (上)冒頭の衝撃的なシーンが、プロットの妙を示唆しており、登場人物達の描き方がなかなかリアルで、ぐんぐんと読む者の心を捉えていく。このようなことは殺伐とした現代に起こりうる可能性を内蔵している。この巻では、似顔絵が一つの伏線として用いられている。
 
 (下)上巻の惨劇の真相が少しずつ見えてくる。癌に侵された老刑事のキャラクターが実にいい。読み進むうちに「えー、こんなことあり」と思ったりするが、ストーリー展開が面白く、一気に読み終えました。「火の粉」に次ぐ著者の傑作。
ちょっと強引?
読書仲間のタカオカさんのおすすめで借りて読みました。一気に読める作品で、週末に上下巻読破しましたが、上巻の途中でほぼ正確に犯人とオチが解ってしまいました。それでも、自分の推理が当たりがどうか確かめようと最後まで読ませるというところがこの作品の魅力なのでしょうか?冒頭のお風呂の中で少年が歌っている「チャッチャラッチャ~」の意味が読後に解り、筆者の遊び心も見えます。登場人物の係わりがちょっと強引かな~?運命的でもあるけど、そこまで世間は狭くないでしょ。これだけの特殊メイク技術があれば、日本映画もオスカー獲れます。なんぼなんでも、実生活の中ではバレるでしょ。雫井さんの他の作品も読んでみよう。



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