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携帯の無い青春
酒井 順子
価格: ¥1,470 (税込)

単行本
出版社: 幻冬舎
発売日: 2007/11
ISBN: 4344014162
おすすめ度:3.5
Amazon ランキング: 178875位
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マーガレット酒井先生と同年代カラオケを
「ずいぶんよくおぼえているんだなあ。さすがマーガレット酒井先生」というのが
第一の感想でした。下の年代の読者にはどう映るのかという興味もわいてきて・・・
就職の内定をもらって「私は総合職なの一般事務なの?」と誰にも聞けずに迷う話
なんて今なら絶対ネタだと思われてしまいそうだけど、同年代の者には少しわかります。
一気飲みやDCブランド、ディスコ、ワンレン・・・・今から見ると笑っちゃうちょっと昔の
話のオンパレード。記憶の確かさ、分析の絶妙さで読ませます。
バブルうらやまし。
「バブルへGO!」とか、林真理子の無駄に女性上位主義な80年代の小説なんかを読むと、バブルがとってもうらやましい。「ものと情報があふれかえり、でも希望は一切ない」という90年代に青春を送った者にとって、「ものも、希望も、これから無尽蔵に増えていく気がする!」というアッパー80年代は夢のよう。

そんな時代への郷愁(体験できなかった世代の者にとっては憧れ)を、存在しなかった「携帯電話」で言い表してしまうセンス。やっぱこの人はすごいな、と思う。



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