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イグアナの嫁
細川 貂々
価格: ¥1,260 (税込)

単行本
出版社: 幻冬舎
発売日: 2006/12
ISBN: 4344012682
おすすめ度:4.5
Amazon ランキング: 4498位
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読み応えがありました
「ツレうつ」でこの作者さんの本を初めて知ったのですが、個人的にはこちらの方が読み応えがありました。
うつのことは勿論、夫婦のあり方や夢や人生についてなど、読んでいて色々と感じるものがありました。
扱っているテーマ自体は決して軽いものではないのですが、ユーモアがあり、ほのぼのした絵柄なのでくすっと笑ったり苦笑したりしながら楽しめます。イグちゃんがごはんを食べるときの「ぺくぺく」という音が可愛いです(笑)

素敵な成長物語だと思いました。
イグアナの似合う夫婦
ペットって、飼い主の願望や他人からどう見られたいか、を見せてくれたりします。ペットショップに沢山並ぶ動物達の中から一匹を選ぶ。どこか自分に似たものを感じているのだと思います。この夫婦が選んだのは、イグアナ。それも脱皮失敗している。

この夫婦もどこか、脱皮失敗したイグアナに自分達を投影したんだと思います。

私は、自分のプライベートを切り売りするエッセイ漫画があまり好きではないのですが、この本は面白かったです。旦那さんの欝についてもちょっと述べられていて、ウツ夫と発情期のイグアナを抱えてがんばっているてんてんさんが偉いなあって思いました。

本が売れても、この夫婦には変わらないでいて欲しいっと思いました。
あのころ、唯一読めた本
「子ども時代のイグアナが、あんなに小さいなんて!?」等々、
イグアナそのものへの興味も満たしてくれますが、
著者のいじけ具合と、それに対するご主人の一喝が印象的でした。

私自身、疲労の極限でウツウツとしていたころに、唯一楽しめた本です。
無理なく笑えました。

その後、NHKの番組でこのご夫婦を拝見しましたが、
マンガとあまりギャップがなくて、好感が持てました。
「ツレがうつに…」よりも

 「ツレがうつになりまして」と「その後のツレがうつになりまして」を読んだ後に、その二著の間にこの「イグアナの嫁」があることを知りました。ですからこれも「ツレがうつになりまして」シリーズの一冊なのですが、装丁が全く異なるために関連性がないかのように見えます。なぜ幻冬舎はこういう形で本書を出したのだろう、といぶかしく思います。
 
 私は「(その後の)ツレが…」の二著よりも本書のほうが心に残りました。それはおそらくこういう理由からでしょう。「(その後の)ツレが…」のほうは、夫がすでにウツになっていて、そうしたウツの家族とどう生きていくかという視点から描いているため、ウツの家族が身近にいない私にとっては、自分に強く引き寄せながら読むという心構えにどうしてもなれませんでした。しかし「イグアナ」のほうは、かつてはどちらかというとプラス思考で元気ハツラツだったツレがウツ病に苦しんでいく過程を描いています。その過程を読むことで初めて、ウツ病がひょっとしたら私だってかかるかもしれない身近な病でありうるという実感を得たのです。

 そしてそのウツの背景に、バブル崩壊以降の日本経済の鬱々とした状況があることがかすかに見えてきます。バブルという先輩たちのソウの時代のつけを後輩のツレが支払わされているようにも見え、心が痛みました。

 著者とツレの厳しい現実を、ペットのイグがしれっとみつめてくれている、そんな日々を描いたこのマンガエッセイは、なかなか味のある一冊であるように私には思えたのです。
可愛いイラストによる未知の世界への誘い
ツレウツで「うつ」について正面から向き合った貂々さんにより、世の中に鬱病による誤解が少なくなったのではないだろうか。「ツレウツ」は読者が知らない世界を紹介した有意義な本だと思うが、「イグアナの嫁」ではペットとしてイグアナを飼うことを知ることが出来る貴重な本。(イグアナ飼ってる人少ないでしょうから。)私も生涯(多分)イグアナは飼わないと思うので本書を大変に面白く読むことが出来た。貂々さんの著書の特徴は深刻な事件でも可愛いイラストでホッコリとかわしてしまうことだ。イグアナに手を噛まれたシーンなどは本当は流血事件なのだが、絵が可愛いので読めてしまうのが良い。コミックタイプのエッセイ本は数多く出ているが、個人的には貂々の本が一番気に入っている。今後の活躍にも期待しています。



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