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無痛
久坂部 羊
価格: ¥1,890 (税込)

単行本
出版社: 幻冬舎
発売日: 2006/04
ISBN: 4344011589
おすすめ度:3.5
Amazon ランキング: 66914位
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ホラー作品として楽しめるエンターテイメント
今までの作品が、老人医療問題をテーマにした重厚な作品だったのに対して、痛みを感じない殺人鬼というサイコキラーを作り出したモダンホラーとして、十分楽しめました。「無痛症」は現実に存在しますが、まったく関係ありません。それよりも、「他人の痛みを理解しない」人間は多数おり、自分の興味や欲望のために、平気で人を傷つけ、殺します。なんの罪悪感もなく淡々と、ひとを切り刻む犯人に恐怖を覚えました。ただストーカー男が犯人に切り刻まれるシーンは、胸がすっとします。貴志祐介の「黒い家」などが好きな方にオススメです。


スリルと恐怖のド迫力展開
一家四人残虐殺人事件を背景に、色々な人間模様が交差しながら目まぐるしく展開していきます。
マンガのような血みどろな内容ですが、活字によって想像力が描き立てられてよりグロテスクで緊張感があって一気に読みました。
グロテスクが過ぎてマンガチック
久坂部先生の作品は、「廃用身」、「破裂」に続いて3作目です。
「廃用身」はテーマが重すぎたけど、それなりに考えさせられた。「破裂」は著者の言いたいことも伝わってくる上に、ストーリー性もあってバランスが取れていておもしろかった。

しかし、この「無痛」は、描写がグロテスクだが、中身がない。
それなりに先を知りたい、という気持ちにはさせてくれるが、それだけ、という感じ。

前2作がそれなりによかっただけに残念!
それでも続編が出たら読んでしまうでしょうが・・・。

後味の悪い面白さ
続編が出るのか?
一晩で読んでしまいました。
半分までは全く展開が読めずに楽しめました。
意識的に作者が犯人を示唆するまでは謎解きの面白さがあると思います。
誰が一番の悪人なのか?
少し考えさせられる小説です。
結構楽しめましたが、医師が書いたにしては下品
帯にあるように刑法39条の問題点について深い考察があるのかな、と期待して読みましたが、今ひとつ。娯楽の域を過ぎていない印象です。
また、表現がときどき下品すぎてついて行けませんでした。障害者、先天異常についても、医師なら際物的に道具として扱うのではなく、公平かつ冷静な視点の表現があってしかるべきでは? 現役医師が書いた、ということに期待しすぎました。



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