笑った瞬間、涙がとまらない
なぜか明日の太陽をみたくない気分だ
ララピポ
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Drイラブのシリーズとか「最悪」、「邪魔」の評価に比べるとシモネタを柱に据えてるだけあって好みが分かれているようですが、底辺を這い蹲る人間を何の美化もせずに丹念に、ちょっと物悲しく、かつコミカルに描いた作品としてかなりのレベルにあると思います。 雑誌のインタビューで著者が「僕が死んで数十年かした後も残るのはこの作品だと思う」と言っていましたが、正にそういう味わいのある内容ですね。
しっかし、セックスシーンがこれだけ色気のない作品も珍しいのでは(笑)
しっかし、セックスシーンがこれだけ色気のない作品も珍しいのでは(笑)
性に溺れる登場人物たちの物語が、
次々と連鎖し、交差しあうのが、
実におもしろいです。
登場人物の視点が変わると、
それぞれの思惑が違って、
それもまたおもしろい。
それぞれがコンプレックスや悩みを抱えながら、
目先の快楽に溺れ人生をダメにしていく・・・。
でもそれを他人事とは片づけがたい、
日常の延長線上にある物語がある意味恐い。
性的なものだけに極端に傾斜しているとはいえ、
今の日本の社会の一面を映し出した鏡ともいえる作品。
次々と連鎖し、交差しあうのが、
実におもしろいです。
登場人物の視点が変わると、
それぞれの思惑が違って、
それもまたおもしろい。
それぞれがコンプレックスや悩みを抱えながら、
目先の快楽に溺れ人生をダメにしていく・・・。
でもそれを他人事とは片づけがたい、
日常の延長線上にある物語がある意味恐い。
性的なものだけに極端に傾斜しているとはいえ、
今の日本の社会の一面を映し出した鏡ともいえる作品。
今はそう人が多くない場所に住んでいるんだけれども、都会はほんとうに多くの人が住んでるものだとしみじみ思い知ったことがある。知り合う人が人に言えない職業についていたりはザラ。田舎育ちを思い知ったけれども、本人達はなぜか明るい。まっとうな生き方の裏にはまっとうでない生き方が当然ある。生きてる限り悪意や欺きには当然あうけれど、その反対にも当然出会える。だから生きていること自体がいいじゃないか、と、いうのがこの本を読んだ感想でした。
いまだに東京駅に降り立ったときは"ららぴぽ"と唱えて落ち着くようにしている。
たぶん作者は人が好きなんだと思う。
お気に入りが、映画にもなってひそかに嬉しい。
いまだに東京駅に降り立ったときは"ららぴぽ"と唱えて落ち着くようにしている。
たぶん作者は人が好きなんだと思う。
お気に入りが、映画にもなってひそかに嬉しい。
初出は2005年9月。そして2009年正月第2弾作品として映画化が決まっている。テープリタイター玉木小百合は森三中の村上知子がやるらしい。ちなみに『ララピポ』というのは外人が『a lot of people』を早口で言われてそう聞こえたことからきている。
奥田氏の筆が冴えまくっているが、小説の手法としてもかなり面白い。最初の話の登場人物が、次の話の主役になり各話が見事に連関している。なかなか無い手法だ。もう一つ、各話の副題に全部ロックの有名曲のタイトルを付けているのだが、話の中身にかぶっていて洒落ている。
奥田氏の筆も鋭いが素材の面子の現実度が高すぎて読んでて情けなくなってくる。だめだろ今の日本人と思う。毎日生きていくのに必死なのは分かるけどどうにかならないものか、とか思う。映像化して興行的にヒットしたらますますやりきれない作品である。あー。
奥田氏の筆が冴えまくっているが、小説の手法としてもかなり面白い。最初の話の登場人物が、次の話の主役になり各話が見事に連関している。なかなか無い手法だ。もう一つ、各話の副題に全部ロックの有名曲のタイトルを付けているのだが、話の中身にかぶっていて洒落ている。
奥田氏の筆も鋭いが素材の面子の現実度が高すぎて読んでて情けなくなってくる。だめだろ今の日本人と思う。毎日生きていくのに必死なのは分かるけどどうにかならないものか、とか思う。映像化して興行的にヒットしたらますますやりきれない作品である。あー。



