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Fake
五十嵐 貴久
価格: ¥1,785 (税込)

単行本
出版社: 幻冬舎
発売日: 2004/09
ISBN: 4344006798
おすすめ度:3.5
Amazon ランキング: 355293位
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面白いけど読んでいて疲れた
個人的には嫌いじゃないジャンルですが、
単に本の厚さだけではなく、読んでいて疲れました。
中盤から引き込まれ、ラストはそういうことか!と
いう感じですが、スッキリ感がなかったです。
時間がある時に、半日かけて読むには面白いと思います。
紳士のスポーツ‘カード’に少し興味沸きました。
損はしたくないですけど。
風呂敷はでかいが中身は小さい
 区議会議員を陥れるために巻き込まれた男と友人の娘、10億を賭けたコン・ゲーム、相手は騙しのプロ……とんでもなく大風呂敷を広げる作品ですが……一番大事な騙しのテクニックが導入部のカンニングと同じ手口というのはどういう訳でしょう? ……だまされる訳ないじゃないですか。
 そういう前提があってのラストシーンに繋がっていく訳で、「ストン」とオチを受け入れることができないんですよね。伏線も曖昧な張り方でもう一歩、「騙された」と思うところまでいかない。

 文章は読みやすいですし、導入部のカンニングや捕まるまでは良い感じで楽しめるのですが。うーん、広げた風呂敷の豪華さだけが目に入ってしまいます。
楡 周平の「フェイク」の方が・・・
「賭け金、10億円」、「名画「スティング」を超える」という謳い文句が気になり、読みました。
興信所の調査員、東大の美人大学生、頭が悪いが絵は天才的?という浪人生、区会議員などの登場人物が復讐のため、10億円を賭けたポーカーの勝負をするが…。
・単なる覗き見技術を利用するだけ。
・最後のどんでん返しは、天才的な観察眼と用意周到な相手役が、あんなトリックに引っかかるかぁ〜?、ちょっと設定に無理がない?
という程度のコン・ゲーム小説です。
楡 周平のコンゲーム小説「フェイク」の方が、「へぇ〜、そんな方法があるのか」と面白いと思います。
騙されるのはどちらか?
終盤のポーカーのシーンは圧巻でした。プレイヤーの心理戦の攻防が良く描かれていて、博打に暗い私でもじゅうぶん惹きつけられました。
最後の仕掛けは伏線が弱かったので、「やられた!」感があまり無く、ただ唖然とするのみでしたが、コンゲームものに目が無い私にはとても楽しめました。
カンニングギャンブリング
冒頭の大学不正入試から引き込まれます。若干強引な部分もありますが、
適度な笑いもあり、娯楽性重視という事で良いのではないでしょうか。
ラストのオチにも新鮮味はないですが、十分楽しめます。
五十嵐氏の作品は初めて読みましたが、他の作品も読みたいと思わせる
だけのエンターテイメント性に優れた良い作品でした。



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