「胎児はヒトか否か?」政治も宗教もあるが、最後は人間の倫理に委ねるしかない。共通の答えの無い問題ではないだろうか?
親の都合による堕胎賛成派、反対派のメールのやりとりは実に理論的で、解り易い。
「そもそも障害というのは、社会の多数派を一方的に健全として少数派を障害者というカテゴリーに括っただけ」と物語中にあったが、確かに人によって我が子(親)が幸せになれる条件水準は違い、それが世間一般に言われるハンディキャップだけとは限らない。
仲間やパートナーと共に考え、自分なりの答えを出すきっかけになる本だと思う。
天使の代理人
|
上下巻、夢中になって一気に読みました。中絶というダークな問題をとりあげているものの、テンポのいいストーリー展開が小気味よく、不謹慎な言い方に聞こえるかもしれませんが、非常によくできた内容だと思いました。多くの方に読んでもらいたい本です。中学生〜年配の方まで誰もが読める本です。私にとっては中絶についての現状が初めて詳細にわかり、大変勉強にもなりました。作者の方の細かな調査には頭が下がりました。
人工妊娠中絶という非常に重いテーマですが、暗くなりすぎず、しかし命の大切さがしっかりと伝わってきます。堕胎のシーンはつらいですが、最後の出産シーンは感動的です。二人の「ゆきえ」の関係も素敵だったと思います。「お腹の赤ちゃんに異常があったらどうするか」など答えは人それぞれですが、もし「中絶」という選択を考えることがあったらその前に是非読んでほしい本です。
妊娠中絶を軸にした
それぞれの女性のドラマ。
妊娠、人工授精、出産、中絶、流産…
命について強く考えさせられる。
妊娠をするのは女性だし、中絶をするのも女性。
でも、それに関わってくるのは、絶対男性。
男性にも是非読んでほしい1冊。
胎児は人間か否か。。
正解は1つじゃない。
それぞれの女性のドラマ。
妊娠、人工授精、出産、中絶、流産…
命について強く考えさせられる。
妊娠をするのは女性だし、中絶をするのも女性。
でも、それに関わってくるのは、絶対男性。
男性にも是非読んでほしい1冊。
胎児は人間か否か。。
正解は1つじゃない。
正直言って最初の堕胎シーンがつらすぎて、続きを読むのをやめようかと思いました。
でもそのほかは割と淡々と進行していったように思います。
どちらかというと地味な展開で、えっと驚くようなところはないのですが、緩い坂も長ければきついですよね。そんなイメージでしょうか。
たくさんの枝分かれした話が途中でいつの間にか
つながっているところは脱帽です。
私が印象に残ったのは、医療ミスによって胎児を失った夫婦です。
ふたりが”一つの仕事”を終えたところでは、
ほんわかとした気持ちになりました。
この作品を読んで、本当に”天使の代理人”は存在するのではないかと思いました。
そのぐらい登場人物一人一人が賢明に生きているのが伝わってくる、
素敵な作品です。
でもそのほかは割と淡々と進行していったように思います。
どちらかというと地味な展開で、えっと驚くようなところはないのですが、緩い坂も長ければきついですよね。そんなイメージでしょうか。
たくさんの枝分かれした話が途中でいつの間にか
つながっているところは脱帽です。
私が印象に残ったのは、医療ミスによって胎児を失った夫婦です。
ふたりが”一つの仕事”を終えたところでは、
ほんわかとした気持ちになりました。
この作品を読んで、本当に”天使の代理人”は存在するのではないかと思いました。
そのぐらい登場人物一人一人が賢明に生きているのが伝わってくる、
素敵な作品です。



