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ワイルド・ソウル
垣根 涼介
価格: ¥1,995 (税込) 単行本 出版社: 幻冬舎 発売日: 2003/08 ASIN: 434400373X おすすめ度: ![]() Amazon ランキング: 107679位 発送可能時期: 通常24時間以内に発送 ![]() |
おもしろかったが、復讐計画が思ったよりあっさりしていたのがちょっと残念だった。犯人たちの目的が日本政府に謝罪をさせることであれば別の手段でも可能だと思うのだが、あえて回りくどいやり方をしている理由も分からなかった。ただ、ケイと貴子のやりとりはおもしろかった。自分のプライドを傷つけられた貴子はケイに意地悪をするのだが、ケイは素直にそれを受け入れ死ぬ覚悟までする。その覚悟が本気だったのか狂言だったのかは結局分からないが、陽気で嘘をつかないケイの性格にちょっと憧れた。
3人の男、そして貴子ちゃん(すべてカバーに出てくるよん)、皆最後は読者の私を満足させてくれました。もっと、彼らのハチャメチャを読みたいw
大藪春彦賞、吉川英治文学賞、日本推理作家協会賞をトリプル受賞した作品ということでかなり期待値が高かったのだが、その期待をさらに上回る出来で、次のページをめくるワクワク感を与えてくれる本に久しぶりに出会った。自分の不勉強で知らなかったのだが、戦後のブラジルへの移住政策というのが日本政府の完全な失策であり、著者は、この移住者の多くにかなり過酷な結果をもたらした事実を現地まで赴いて克明に取材し、かなりのリアリティをもって書き起こしている。実際の過去の出来事の上に、悲劇の日系ブラジル人たちを主人公に据え、おもに日本とブラジルの両国を舞台にフィクションを重ねて描くスタイルで、そのスケールとリアリティと展開の速さには圧倒させられた。ハードボイルド系を好む男性にお薦めの1冊である。
始まったんですよ
日本国の愚民騙しは。
今もずっとそれは続いてる。
搾取される人間とその上に
あぐらをかく闇の住人。
その構図の膿は出始めてはいるが
まだまだ氷山の一角中の一角です。
日本国の愚民騙しは。
今もずっとそれは続いてる。
搾取される人間とその上に
あぐらをかく闇の住人。
その構図の膿は出始めてはいるが
まだまだ氷山の一角中の一角です。
移民について自分は全然理解できていなかったと思い知らされました。
<アマゾン牢人>となり、過酷な環境で生きていくしかない日本人たち。
対応すらしない日本政府、領事館にどれほどの怒りを抱いたか。
ていねいに描かれていたのでよく伝わってきました。
かといってお堅い小説ではなく、人物の多くがとっても魅力的で惹かれました。
たくさんの人生が交錯しています。
そのため、時間軸、視点がこまめに変わります。ぐいぐいと引っ張られました。
お勧めの一冊です。
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