主人公の同棲相手が交通事故でなくなってから、昔の稼業の仲間がやってきた。また一仕事してほしいということだ。昔の仲間と一緒に服部を始末しにいきます。
まあ正直言って、何ともいいがたいなあという感じがしました。主人公はハードボイルドでミステリアスな雰囲気をかもし出しているが、あまり物語に共感できなかったですね。他の登場人物もどうなんだろうという感じがしてならない。また、ミステリーの出来としては何が言いたいんだろうという感じがしてならない。やっぱりこうなるんだなという感じがして、なんとなく展開が読めました。
主人公とその同棲相手の片岡奈津との関係については、何かほっとするところがあるなあ。どんくさい女性とクールな男性の恋愛ということでね。最後のパッサカリアの曲をかけて奈津と犬と主人公とで埋葬の儀式をしているところは一応主人公が奈津のことを思っていたということで良かった。曲を聴いてみようとは思わなかったが、その儀式のところだけは良かったなあ。
情景浮かぶような文章ということで文章力はあると思う。しかし、文章が多少冗長すぎるのも気になったところだ。
水上のパッサカリア
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出だしで女性が死んだことがわかり、その時点で時系列が過去へとワープする。
そこからが冗長な話のオンパレード。ときどき、主人公の過去を窺わせる記述が出て
期待させるが、まだまだどうでもいい話が続く。
やっと始末屋稼業が明らかになるが、それがまたセコイ話ばかり。
犬の鳴き声くらいで、大の男を何人も雇うか?
文章もくどい。大沢や北方謙三が選考委員だったら、違った結果になっていたと思う。
この作者はハードボイルド作品を目指していたと思う。しかし、やはり女性的な内面が
どうしても出てしまったのではないか?犬にもこだわりすぎ。
無理にハードボイルドを書かず、恋愛物語りを書くのがいいと思う。
そこからが冗長な話のオンパレード。ときどき、主人公の過去を窺わせる記述が出て
期待させるが、まだまだどうでもいい話が続く。
やっと始末屋稼業が明らかになるが、それがまたセコイ話ばかり。
犬の鳴き声くらいで、大の男を何人も雇うか?
文章もくどい。大沢や北方謙三が選考委員だったら、違った結果になっていたと思う。
この作者はハードボイルド作品を目指していたと思う。しかし、やはり女性的な内面が
どうしても出てしまったのではないか?犬にもこだわりすぎ。
無理にハードボイルドを書かず、恋愛物語りを書くのがいいと思う。
ストーリーとしてはそれなりにおもしろかったが、いちいち言い方が回りくどく、読むのにとても疲れた。特に後半の先制攻撃をしかける章においては、内容はそれほど深くないのに無意味に文章が長かったから、読んでいて不快だった。最後の終わり方もちょっと強引だったし、結局獣医が殺害された事件の動機との関連もイマイチ納得できなかった。それでも、前半部分の菜津との同棲生活の様子は丁寧に描かれていて、奈津の純真さがとてもよく伝わってきて読み応えがあった。
読む前は、
この厚さの単行本なら2時間くらいで読み終えるかなーと思っていました。
主人公についての情報が最初の方ではあまり出されておらず、
読み進むにれて小出しに出てくる為、先へ先へと読み進めたくなりました。
しかし、内容が重い訳ではないのにモ〜ッタリしていて
途中で何度か休憩を入れたくなり、
結局読み終えるのに半日かかりました。
前半は、主人公のあまりの冷ややかな視点に
不吉な予感を抱えながら読み進めましたが、
最後まで読み終えて……菜津とこの主人公のふたりをそうっと抱きしめたくなりました。
読後感は穏やかで爽やか。
読んで良かったなーと思える、印象に残る一冊でした。
この厚さの単行本なら2時間くらいで読み終えるかなーと思っていました。
主人公についての情報が最初の方ではあまり出されておらず、
読み進むにれて小出しに出てくる為、先へ先へと読み進めたくなりました。
しかし、内容が重い訳ではないのにモ〜ッタリしていて
途中で何度か休憩を入れたくなり、
結局読み終えるのに半日かかりました。
前半は、主人公のあまりの冷ややかな視点に
不吉な予感を抱えながら読み進めましたが、
最後まで読み終えて……菜津とこの主人公のふたりをそうっと抱きしめたくなりました。
読後感は穏やかで爽やか。
読んで良かったなーと思える、印象に残る一冊でした。
謎めいたバックグラウンド、孤独、様々な特殊能力という設定からして、ハードボイルドそのもの。彼の秘密がストーリーを追うに従って明らかになる展開や、「実は彼女を心から愛していた…」という部分もしかり。亡くなった恋人との日々を語りつつ、新たな事件に巻き込まれる、という展開はよいけれど、いまひとつ盛り上がりにかけるまま終わってしまう気がしないでもない。また、文章に特徴があり、よく言えば独特の文体、悪く言えば読みづらい。受け入れにくい人もいるのではないか。



