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シンデレラ・ティース
坂木 司
価格: ¥1,575 (税込)

単行本(ソフトカバー)
出版社: 光文社
発売日: 2006/09/21
ISBN: 4334925154
おすすめ度:4.0
Amazon ランキング: 174967位
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大好きです
ヒロインと同じように自分も歯医者嫌いでした。
でもこの本を読んでからは歯医者さんも
人間なんだって考えるようになり、
先生の細かな失敗や言葉などに引っかかりを
あまり覚えなくなりました。
感謝している、大好きな本です。
理想の歯医者さんでミステリー
大学生のサキが、お母さんの策略で大嫌いな歯医者の受付でバイトをするハメになることから
物語がスタート。
そのバイトは期間限定で夏休みだけですが、叔父・唯史さんが勤めているところでもあると
いうことで、断るきっかけを逃して働き始めます。
そして、そこで歯医者嫌いの認識が変わっていくようなできごとが起こります。
その内容は、

 ・苦悩が深くて歯医者さんをダシにする「シンデレラ・ティース」
 ・悪気ない一言がきっかけでマイナス思考「ファントムVS.ファントム」
 ・ナンパにご用心「オランダ人のお買い物」
 ・恋する乙女心が揺れに揺れる「遊園地のお姫様」
 ・心配ご無用「フレッチャーさんからの伝言」
 
の5つ。
一人称での物語りなので、読み始めはちょっとキツイと感じましたが、主人公サキがバイトを
始めてからは、ぐぐっと物語に引き込まれていきます。

歯医者さんって、あの独特の音と治療中の痛みから嫌いな人って大多数だと思うけど、この本を
読むと、ちょっと認識が変わるかも・・・・・。
そんな気がするくらい良い歯医者のスタッフたちと、素直で前向きで一所懸命なサキちゃんが
素敵です。

登場人物の・・・
描き方が浅いのでいま一つ強い魅力が感じられなくて。
どのエピソードもなんだか盛り上がらない気分(私にとって)。それは舞台が歯科医院だからかも。でも、こんな歯科医院が現実にあったら行きたいかも。
その後の姿が描かれれば楽しい
別のアンソロジーに収録されていた
『ホテルジューシー』の姉妹作品。

ぎりぎりのところまで甘い展開は同じだが
歯科クリニック内という特殊な舞台設定と
その設定を利用したミステリーという
小道具をうまく導入することにより、
より魅力的な作品となっている。

個性的な登場人物を数多く配しながら
個別にそれが十分に生かされていない点は残念。
望むらくはシリーズ化され、その後の姿が
描かれれば楽しい。
ミステリ60%ロマンス40%
坂木さんの作品は大好き。
感情描写がとても上手です。
そこにミステリが加わるので余計楽しめます。
今回の作品もほのぼのしていてとても良かった。

ただ47歳のオバサンにはちょっと甘すぎました。
ロマンチックな展開なのでスィートティースな方にお薦めします。



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