導入部は面白く読み始められたのだが、途中から複数の登場人物から複数の登場人物への
これでもかというほどの「誤解」の嵐が吹き荒れます。
あっちへ行っても誤解、こっちへ行っても誤解、です。非常にややこしい。
うんざり感に耐性がある人にだけお勧めです。
恋愛函数
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相性占いというのは昔からある。
いいものであれば信じればいいし、そうでなければ忘れればいい。
結婚相談所で相性を見るためにそういうプログラムを使う。それもいいだろう。
しかし、それがエスカレートしすぎるとどうなるのか。
いいものであれば信じればいいし、そうでなければ忘れればいい。
結婚相談所で相性を見るためにそういうプログラムを使う。それもいいだろう。
しかし、それがエスカレートしすぎるとどうなるのか。
結婚相談サービスの「売り」がGP値といわれるプログラムだった。ところが、それで出てきた相性が非常にいいはずのカップルにトラブルが起きた。
殺人事件が発生したのだ。
そして、作家の貫井は、一連の事件にまきこまれていく・・・
「恋愛函数」というのは、このGP値のことだ。
グラフィック・フェロモン。 あるパターンに対して反応する人間の本能。それがお互いに一致するときに、相性が上がる、という説明がされる。
そのGPが高いカップルに連続して事件がおき、それぞれ関係者の行動が錯綜していく。
それにより、真相がなかなか明らかにならない。
じっくり読みこんで、関係者の動きなどを把握していかないと、読者が推理することは難しいだろう。
最終的に作者が与えた解決は、それほど明快ではなかった。
もう少し明快な真相が明らかになると期待したのだが、ちょっと残念だった。



