ふと立ち寄った本屋で、タイトルに惹かれ、手に取ってぱらぱらとめくり、素朴な漫画も気に入って買いました。
読みたい本はだいたいは図書館の利用で済ませるのですが、この本はなぜか「今読みたい!」と思ってレジに並びました。
私も大阪出身で、著者の益田さんと同年代なので、「うん、うん、確かにこんなこと言うてたなぁ」とうなずくところがたくさんあり、在りし日を懐かしく思い出しました。
しかし、「ちゃうねん」のくだりなどは、男の私はほとんど体験した記憶がなく、「これは女友だち同士特有の会話やろうなぁ」とか、「でん」のところでは「へぇ、こんな風に使うんや」とか、新しい発見もありました。
全編に渡って、益田さんの、故郷・大阪に寄せる温かくてやさしい想いが感じられ、ほんわかした気持ちになれました。
「方言ってええなぁ」と思わせてくれる一冊です。
ほな。
大阪人の胸のうち (知恵の森文庫)
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益田さんをさして知っているわけではなかったけれど、偶然知ったついでに気軽に買いました。厚くはない小さめの本ですので、一晩で読めます。マンガも挿絵代わりに?入っていて、分かりやすいですよ。益田さん自身が大阪人なので、彼女の大阪人に関する意見や憶測に信憑性があります。東京人の私から見ると大阪だって東京と変わらない都会と思いますが、なるほど大阪人の心底にはすこしコンプレックスがあるようです。益田さんの他書にも共通する「本音」。飾らない文体で、そして平易な言葉で本音を記してあるので穏やかな女友達の話を聞いているような安堵感とともに、「東京に住む大阪人の」興味深い深層心理が楽しめました。
益田ミリさんの大阪の話やおかんの話などが大好き。
押しつけがましくなく、
大阪出身でもない私でもわかるわかるとうなずいてしまう。
この本を読んでいて、あることをふと思いだした。
私が小学生の頃、愛媛の松山市に住んでいたのですが、
近所の萱町という町の一角に、
とってもおいしいたこやき屋さんがありました。
舟の入れ物に10個はいって、たしが120円とか150円くらいだっただろか。
母親が、おやつにたこ焼き買ってきてというと、
小銭をにぎりしめて、たこ焼きを買いに走ったのでした。
まわりはかりっとして、なかはトロッとしすぎず、
たこがプリッとしていて、こぶりの正当派のたこ焼き。
マヨネーズはつけず、青のりとソースだけの味わいでいただくたこ焼き。
子供ながらにとってもおいしいたこやきだったなあと・・・。
そのたこ焼きを焼いていたおばさんは、
噂では大阪からある事情で流れてきた人とのこと。
どんな事情があったのか、それともただの噂話だったのか・・
子供ながらに、都会の大阪から四国まできて
ひとりっきりでたこ焼き焼いて、大変だなあと思ったことを覚えています。
ミリさんの本を読んで、なんだか
その大阪のおばさんが焼いたたこ焼きの味を思いだし、しんみりしちゃいました。
押しつけがましくなく、
大阪出身でもない私でもわかるわかるとうなずいてしまう。
この本を読んでいて、あることをふと思いだした。
私が小学生の頃、愛媛の松山市に住んでいたのですが、
近所の萱町という町の一角に、
とってもおいしいたこやき屋さんがありました。
舟の入れ物に10個はいって、たしが120円とか150円くらいだっただろか。
母親が、おやつにたこ焼き買ってきてというと、
小銭をにぎりしめて、たこ焼きを買いに走ったのでした。
まわりはかりっとして、なかはトロッとしすぎず、
たこがプリッとしていて、こぶりの正当派のたこ焼き。
マヨネーズはつけず、青のりとソースだけの味わいでいただくたこ焼き。
子供ながらにとってもおいしいたこやきだったなあと・・・。
そのたこ焼きを焼いていたおばさんは、
噂では大阪からある事情で流れてきた人とのこと。
どんな事情があったのか、それともただの噂話だったのか・・
子供ながらに、都会の大阪から四国まできて
ひとりっきりでたこ焼き焼いて、大変だなあと思ったことを覚えています。
ミリさんの本を読んで、なんだか
その大阪のおばさんが焼いたたこ焼きの味を思いだし、しんみりしちゃいました。



