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チベット問題 (光文社新書 357)
山際素男
価格: ¥798 (税込)

新書
出版社: 光文社
発売日: 2008/06/17
ISBN: 4334034608
おすすめ度:4.0
Amazon ランキング: 152534位
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チベット問題初心者には難しいです。
私が学生時代、今から15年ほど前ごろは、チベット問題を知ろうとしてもチベットに関して記載している書物は2〜3冊くらいしかなかった。しかし今、チベット問題に関して多くの書物が出版されている。チベット問題に声をあげることが出来るように世の中は変化したのか。本書は、チベットを取り巻くおおまかの環境に関して理解できるようになっています。チベット人の迫害の様子もリアルです。また、法王とのインタビューも豊富で、法王が何を考えているのか人柄もよく理解できます。しかし、チベット仏教に関しての記述も多いので、初心者には理解できにくいです。現在の問題がなぜ発生しているのかの状況も詳しくは記載されていません。ですので、初心者には不向きです。おそらく途中で投げ出します。他の書籍を読んでいて、ある程度知識がある方には、興味深い書籍です。
凄絶な癒し
山際素男の名著の一つが、新書のかたちで蘇った。快挙である。北京オリンピック聖火ランナーにまつわる様々な問題の根源の一つに中国のチベット弾圧がある。山際は亡命中のダライ・ラマ14世や関係者との息詰まる会話から本書を産み出した。まさに産み出したと言えよう、いや絞り出したと言うべきか?内容は暗く重い。しかしダライ・ラマ14世の輝かしい智慧の数々がその暗闇を見事に照らし出し、浄化するかのようだ。チベット、中国に関心のある人はもちろん、今日の、「出口なし」の状況、閉塞の現世に対して何らかの積極的な打開策を模索している人には是非とも手にとってもらいたい。光文社新書のアジア方面に対する出版には狂いがない。そのような真摯な取り組みに対する賛美も込めて星五つである。



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