平成マシンガンズ
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100ページ程度しかなかったので、1時間程度で読んでしまった。家庭内の問題と学校のいじめの問題、自分の夢の中に出てくるマシンガンを渡す死神の話など、意外と引き込まれたが、内容が淡白であっけなかったため、それほどおもしろくなかった。
第42回文藝賞に当時15歳で輝いた作品。
15歳という年齢を考えれば、これだけの作品を書けることに驚きを
禁じえない。内容的にも、中高生の複雑な人間関係、仲間関係の
希薄さを見事に描いている。しかもその背後には、また複雑な
家庭環境が…
大人の家庭環境という「勝手な都合」に巻き込まれながらも、
それを自分のことと、逃げずにとらえて、強く生きていく姿、
そしてある時ふっきれる様子を、まさに主人公である高校生の
視点から描写している。
やや出だしが分かりにくかったが、これだけの作品を書き上げた
著者に脱帽。そして、15歳でありながら、色々な経験をしてきた
からこそ描けたのだろう。
15歳という年齢を考えれば、これだけの作品を書けることに驚きを
禁じえない。内容的にも、中高生の複雑な人間関係、仲間関係の
希薄さを見事に描いている。しかもその背後には、また複雑な
家庭環境が…
大人の家庭環境という「勝手な都合」に巻き込まれながらも、
それを自分のことと、逃げずにとらえて、強く生きていく姿、
そしてある時ふっきれる様子を、まさに主人公である高校生の
視点から描写している。
やや出だしが分かりにくかったが、これだけの作品を書き上げた
著者に脱帽。そして、15歳でありながら、色々な経験をしてきた
からこそ描けたのだろう。
私は、作者と同じ歳で、そして、発売されてすぐに読みました。
その時は「同じ歳の子が書いたんだ!凄い!」と感心しました。
多分、当時なら迷わず星五つにしたと思います。
ただ、時間が経つにつれて、賞をやる程のものなのか?
というか、この賞は、この年齢に対して渡されたものであって、
作者に対しての賞賛ではないんじゃないだろうか、徐々にそう感じてきました。
句読点が少ないのは、あえてやったものだとすれば、いい味が出てると思います。
比喩表現も、驚くものがあったくらい。
ただ、終わり方、母親との吹っ切り方など、節々に白けさせるものがありました。
全体的に安定していない感じ、と言ったところ。
今後、また出すのであれば、それに期待してみたいと思います。
その時は「同じ歳の子が書いたんだ!凄い!」と感心しました。
多分、当時なら迷わず星五つにしたと思います。
ただ、時間が経つにつれて、賞をやる程のものなのか?
というか、この賞は、この年齢に対して渡されたものであって、
作者に対しての賞賛ではないんじゃないだろうか、徐々にそう感じてきました。
句読点が少ないのは、あえてやったものだとすれば、いい味が出てると思います。
比喩表現も、驚くものがあったくらい。
ただ、終わり方、母親との吹っ切り方など、節々に白けさせるものがありました。
全体的に安定していない感じ、と言ったところ。
今後、また出すのであれば、それに期待してみたいと思います。
ただただ、その出来映えに納得の一冊。
倦怠の中には実はぶっ放したくなるような衝動が潜んでいることを、この作品は、わかりやすいかたちでよく知らしめてくれる。俗悪な対人関係に憎悪を覚え、その、言ってみれば“壁”をぶち破りたい感情の大きな波を、著者は自身の劇的な感情そのままに描いている。これだこれ、こういうのが読みたかった!憎悪という感情を、「ほら、お前にもあるだろ?」と、デモーニッシュに抉るようにして訴えかけてくる作品が!
死神が再三にわたって登場するが、この死神はまさしく倦怠と憎悪の衝動が一体となった“心の闇”のメタファーである。普段はぼそりと身を潜めているが、突如として目の前に現れ、「次は何を殺す?」と毒のような言葉を吐き訊ねてくる、そんな一般的なイメージ。著者はそれを使って、憎悪の感情を非常に細やかに描き出しているのだ。これ、案外誰にでもできそうに思えるが、イメージが普遍的であるがゆえにできないもの。
敵なるものはどこにいるのか、誰にもわからない。自身の内なのか、それとも外なのか。人はただ、「死神」を身の内に携えて、誰に向けるでもなく、生のマシンガンをぶっ放すのだ。
倦怠の中には実はぶっ放したくなるような衝動が潜んでいることを、この作品は、わかりやすいかたちでよく知らしめてくれる。俗悪な対人関係に憎悪を覚え、その、言ってみれば“壁”をぶち破りたい感情の大きな波を、著者は自身の劇的な感情そのままに描いている。これだこれ、こういうのが読みたかった!憎悪という感情を、「ほら、お前にもあるだろ?」と、デモーニッシュに抉るようにして訴えかけてくる作品が!
死神が再三にわたって登場するが、この死神はまさしく倦怠と憎悪の衝動が一体となった“心の闇”のメタファーである。普段はぼそりと身を潜めているが、突如として目の前に現れ、「次は何を殺す?」と毒のような言葉を吐き訊ねてくる、そんな一般的なイメージ。著者はそれを使って、憎悪の感情を非常に細やかに描き出しているのだ。これ、案外誰にでもできそうに思えるが、イメージが普遍的であるがゆえにできないもの。
敵なるものはどこにいるのか、誰にもわからない。自身の内なのか、それとも外なのか。人はただ、「死神」を身の内に携えて、誰に向けるでもなく、生のマシンガンをぶっ放すのだ。
大人の私が読んでも、面白かったですよ。
自分が中学生の時のことを思い出したりしながら、テンポよく、引き込まれながら読みました。ストーリーも面白かったし先も気になって一気に読みました。
中学生が書いた同世代のための小説としては、これはすごい!と思いますが。
読書の好きな大人がこれを読んで、ここから何を感じるか、そういうことを作者は考えただろうか。「文藝賞」に選ばれる作品だろうか?
それがちょっとひっかかりました。
児童文学あるいは、単純に中学生が書いた小説、と考えれば、面白いと思います。
自分が中学生の時のことを思い出したりしながら、テンポよく、引き込まれながら読みました。ストーリーも面白かったし先も気になって一気に読みました。
中学生が書いた同世代のための小説としては、これはすごい!と思いますが。
読書の好きな大人がこれを読んで、ここから何を感じるか、そういうことを作者は考えただろうか。「文藝賞」に選ばれる作品だろうか?
それがちょっとひっかかりました。
児童文学あるいは、単純に中学生が書いた小説、と考えれば、面白いと思います。



