前巻で高弟の多くをたやすく殺害された虎眼流。伊良子追放から数年たち、ついに虎眼流の面々と伊良子清玄が対面します。
清貧を通し、「二輪」などの狂気じみた修行に明け暮れる虎眼流の藤木源之助。検校のバックアップを受け、盲目ながら出世しつづける伊良子清玄。検校屋敷の中なので二人が直接剣を交えることはありませんが、抑制された中に狂気が見え隠れするストーリーです。
また次巻での伊良子VS虎眼に向けて、虎眼の強さが強調される巻でもあります。イスパニア剣術という未知の武器に、濃尾無双の岩本虎眼は如何に対処するのか?
やっぱり眼が離せません。
シグルイ 5 (チャンピオンREDコミックス)
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高弟たちの殺害が描かれ、激動の4巻でしたが、
5巻も気合入ってます。
藤木源之助、牛股師範の剣の舞が見所だと思います。
なんともかっこいいです。牛股師範は怪力の持ち主ですが、
やはり技もすごいです。
この二人がいれば、虎眼流もまだなんとかなる…と思いましたが、
1巻の冒頭から考えると、たぶんそうならないんだろうなあ。
少し悲しくなりながら読みました。
5巻も気合入ってます。
藤木源之助、牛股師範の剣の舞が見所だと思います。
なんともかっこいいです。牛股師範は怪力の持ち主ですが、
やはり技もすごいです。
この二人がいれば、虎眼流もまだなんとかなる…と思いましたが、
1巻の冒頭から考えると、たぶんそうならないんだろうなあ。
少し悲しくなりながら読みました。
物語は佳境に入ります。
虎眼流道場は3人まで減り、
道場主・虎眼は残った2人をも疑いだす……。
伊良子清玄の執念おそるべし。
試技「二輪」
イスパニア剣術
忍たちの急襲
まがりなりにも剣技を描いていた4巻に比べ、
けれんみが過ぎるようも見える。
しかし、それはこのあと6巻へと続く
周到な演出なのだろう……。
虎眼流道場は3人まで減り、
道場主・虎眼は残った2人をも疑いだす……。
伊良子清玄の執念おそるべし。
試技「二輪」
イスパニア剣術
忍たちの急襲
まがりなりにも剣技を描いていた4巻に比べ、
けれんみが過ぎるようも見える。
しかし、それはこのあと6巻へと続く
周到な演出なのだろう……。
「シグルイ」は山口貴由が好きだったので読んでみたら、いやもうスゴイ、これも面白い。
初期のベルセルクと同じくらい興奮してしまう。
主人公がストイックなところは「覚悟」と同じなんだけど、さらに師に対しての盲従、ひたむきさ、
しかし良心にもとる行為にすら命令なら従うある意味、男の暗黒面ももっている。
一見、まともな顔をしているが剣に対しては狂気そのものの炎を抱いている。
それにしてもしゃべらない。セリフがいくつあったかなあ。
対するライバルのイラコは奔放な振りをした耐え忍ぶ美青年。
こいつはこいつで酷い扱われ方するんだけど、復讐鬼となってからの幽鬼のごとき活躍?がゾクゾクする。
美形なのに必殺のかまえをすると怪物になってしまう。
とりあえず出てくる人間がみんなヤバすぎ。いっちゃってる
初期のベルセルクと同じくらい興奮してしまう。
主人公がストイックなところは「覚悟」と同じなんだけど、さらに師に対しての盲従、ひたむきさ、
しかし良心にもとる行為にすら命令なら従うある意味、男の暗黒面ももっている。
一見、まともな顔をしているが剣に対しては狂気そのものの炎を抱いている。
それにしてもしゃべらない。セリフがいくつあったかなあ。
対するライバルのイラコは奔放な振りをした耐え忍ぶ美青年。
こいつはこいつで酷い扱われ方するんだけど、復讐鬼となってからの幽鬼のごとき活躍?がゾクゾクする。
美形なのに必殺のかまえをすると怪物になってしまう。
とりあえず出てくる人間がみんなヤバすぎ。いっちゃってる
この「シグルイ」という作品、ひとまずは、駿府城御前試合において、
伊良子清玄の繰り出す「無明逆流れ」と、藤木源之助の攻撃、いずれが
勝つか、を描いている。当然、勝負は一閃。一瞬で決まる。
さてどちらが勝つか。どう勝つか。早く結果が見たい。
しかし、話は回想に入り、もう五巻目である。
つまり、もう二年以上、山口貴由という作家は、読者を焦らしているのだ。
ここは軽く流すか、と思ったらじっくり描いたり、
これは長くかかるだろうと思ったら、あっさりと決着がついたり、
読者の予想を常に裏切ってくれる。原作ものなのに、だ。
私は、五巻で伊良子・藤木の決着まで進むものと予想していた。
ところが、違った。
この五巻、ひたすら、「溜め」なのである。
来るべき伊良子の虎眼殺害、藤木の右腕喪失を、描かない。
ひたすら焦らして焦らして焦らしまくる。
それが、心地よい。山口貴由という作家の掌の上で転がされるこの感覚。
具体的に書くと、作品のコアとなっている三人、
すなわち、伊良子、藤木、虎眼という人物を、ここでまた
じっくりと描いているのである。
伊良子の憎悪、虎眼の狂気、藤木の抑制が、これでもかと
描かれる。まさにこの五巻からが、この物語の本質なのだ。
これを書いている時点(第30景)で、またしても、
山口貴由はやってくれた。
「物語とは、こういうものでしょ」
という、静かな叫びが聞こえてくるかのようだ。
「シグルイ」で塗り替えろ!!!!マンガの歴史を!!!!
伊良子清玄の繰り出す「無明逆流れ」と、藤木源之助の攻撃、いずれが
勝つか、を描いている。当然、勝負は一閃。一瞬で決まる。
さてどちらが勝つか。どう勝つか。早く結果が見たい。
しかし、話は回想に入り、もう五巻目である。
つまり、もう二年以上、山口貴由という作家は、読者を焦らしているのだ。
ここは軽く流すか、と思ったらじっくり描いたり、
これは長くかかるだろうと思ったら、あっさりと決着がついたり、
読者の予想を常に裏切ってくれる。原作ものなのに、だ。
私は、五巻で伊良子・藤木の決着まで進むものと予想していた。
ところが、違った。
この五巻、ひたすら、「溜め」なのである。
来るべき伊良子の虎眼殺害、藤木の右腕喪失を、描かない。
ひたすら焦らして焦らして焦らしまくる。
それが、心地よい。山口貴由という作家の掌の上で転がされるこの感覚。
具体的に書くと、作品のコアとなっている三人、
すなわち、伊良子、藤木、虎眼という人物を、ここでまた
じっくりと描いているのである。
伊良子の憎悪、虎眼の狂気、藤木の抑制が、これでもかと
描かれる。まさにこの五巻からが、この物語の本質なのだ。
これを書いている時点(第30景)で、またしても、
山口貴由はやってくれた。
「物語とは、こういうものでしょ」
という、静かな叫びが聞こえてくるかのようだ。
「シグルイ」で塗り替えろ!!!!マンガの歴史を!!!!



