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シグルイ 1 (チャンピオンREDコミックス)
南條 範夫山口 貴由
価格: ¥580 (税込)

コミック
出版社: 秋田書店
発売日: 2004/01/22
ISBN: 4253230431
おすすめ度:5.0
Amazon ランキング: ランク外
発送可能時期: 在庫あり。

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武士道の体現者の異才と無能、そして美
『覚悟のススメ』をかつて読んで以来の山口作品。
かわらずの残酷描写が要注意の物語。

ストーリーは他の方のレビューにすでに多くとりあげられているので、
説明は不要でしょう。私がここで紹介したいのは、登場人物の魅力に
ついてです。
タイトルのシグルイは「死に狂う」、葉隠れの「武士道とは死ぬこと
とみつけたり」の一節を知っていれば、まさにそういう意味です。
その点、主人公の藤木源之助は完璧です。「死に狂う」とは生き方に
対する覚悟です。常に死を念頭に置き、「生」に執着しないことで自ら
を曲げず、動物としての人間ではなく武士としての生き方です。この
「武士」としてのあり方が藤木源之助は完璧です。頭で考えて武士道
を貫くとかそういうレベルではありません。武士道が体に染み付いて
いる、まさに体現者なのです。
だから、
  侮辱される→武士としての誇りを守ろうとする→相手を斬り捨てる
ではなく、
  侮辱される→相手を斬り捨てる
という感じです。思考回路というものがほとんどなく、身体に刻み込
まれた己の幹というか軸にただ忠実に従いながら、「私」というもの
を捨てさり、ある種「無の境地」のなかで生きているのです。
いや、むしろ藤木源之助は武士道に生かされているのかもしれません。
こういう主人公のあり方は、覚悟のススメの主人公・葉隠覚悟にも共通
しているように思えます。
藤木源之助はカッコいいかと言われたら、わからない。
藤木源之助は美しいかと言われると、そうだ。
美しく残酷に
もう凄まじいです
チャンピオンredの漫画で一番グロいですね「殺し屋1」みたいに痛そうなグロさと言うより直接的なグロさです
この作者の作品は基本的に腸が飛び出たり首が切断されたりとグロテスクな表現が豊富ですがこの「シグルイ」のグロさはピカイチで「覚悟のススメ」より凄まじい内容になってます
作者の画力が上がったのか「覚悟のススメ」より手や臓器の書き込みが細かくグロさが増してます
ただグロいだけではなくストーリーも魅力的で独特の狂気に満ち溢れていてギャグやデフォルメは一切なく少々大人向けです
ふんどし姿が多かったり爺さんが失禁したり男娼が出てきたり万人受けする漫画じゃありません
グロいの平気でイモいのも平気な人全員にオススメです
続巻もじっくり読みたい
残念ながら原作(南条範夫『駿河城御前試合<新装版>』収録、これも凄い作品です)を先に読んでしまっていたので、それとの異同やストーリー展開の仕方、女性(三重、いく)の描き方などを愉しみに読み進め始めました。冒頭の諫言シーン(そういえば、映画『レッドクリフ』にもこういう場面あり)や涎小豆(虎眼流の入門儀式)、舟木一伝斎との因縁(虎眼が彼の下顎を削ぎ飛ばして以来の遺恨)など、原作にはない設定が秀逸。漫画家の創作イメージの膨らませ方がよく理解できた。続巻を読むのが楽しみです。
次の巻が出るまで我慢が出来るか?出来る!出来るのだ!
漫画はどうしてもストーリーよりも絵を先に見るので、絵が下手な漫画は読む気がしません。この「シグルイ」は久し振りに絵が上手い漫画に出会ったと思いました。もちろんストーリーも原作付きですが抜群におもしろいです。このテンションを保つならば何巻も続いてほしいです。しかし一番偉いのは編集部だと思います。こういう漫画の連載によくゴーサインを出したと思います。
久しぶりに面白い漫画に出合えた
知人から薦められて読んでみましたが、一気に11巻まで読みました。迫力満点!真剣勝負とはまさにこのようなことを指す言葉であると実感。



シグルイ 2 (チャンピオンREDコミックス)
南條 範夫山口 貴由
価格: ¥580 (税込)

コミック
出版社: 秋田書店
発売日: 2004/06/24
ISBN: 425323044X
おすすめ度:5.0
Amazon ランキング: ランク外
発送可能時期: 在庫あり。

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女の闘いがはじまる
南条範夫の原作が謎めいた余韻を残す理由の一つは、登場する二人の美女(いく、三重)と伊良子清玄と藤木源之助の関係の詳細が見えない点であり、両女の物語はいわば「もうひとつの無明逆流れ」とも云うべきものであるが、本巻でいよいよその謎が明かされ始める。

舟木兵馬・数馬の男娼との交合シーンやいくの入浴、緊縛そして「乳首ぎ取り」シーン、三重の処女喪失儀式のシーンなど、作画上の見所も多く充実の一巻。(本編で、伊良子といくが肉体的に結ばれたことが暗示される。伊良子は自らの母親を殺めたのであろうか。それにしても、岩本虎眼の右手六指で秘所を愛撫された女性は随喜の涙を流すのではないだろうか。)
山口先生も「練っ」てます
第二巻も絵がきれいですね。
例をあげるのは避けますが、
小汚い絵で中身がない作品が売れることもあります。

この作品はその正反対にあります。

ただし、その中身も、人によっては受け入れられないかもしれません。
人の皮をはぐというような恐ろしい表現を扱うからです。
問題ない人にはとてもおもしろく読める作品だと思います。

大まかに言えば、藤木、伊良子両剣士の成長、生き方の違いが描かれています。

個人的には
藤木の「流れ星」が今後どうなるのか、とても楽しみになっています。
伊良子もただではすまないことやっちゃってます。
先が気になる!!
再び神を見た!!
間違いない! 今、この瞬間、リングの神は、確かにここにいる!!

「覚悟のススメ」以来、ずっと見守ってきました。「覚悟」のラストや、「悟空道」の初回は比類なく、素晴らしい出来でした。しかし、独特のギャグとシリアスの混交した作風に俺はどうしても馴染めず、ひとつの作品としては遺憾ながら評価出来ずにいたのです。チャンピオン本誌を去った事、「蛮勇引力」があのような形で終わった事は、とてもショックでした。ゴミのような作品が売れて、こんな志のある作品が評価されない世の中は、絶対にどうかしている!と怒りをおぼえた事も、一度や二度ではありません。おそらく、今回の連載の背景には、師である小池一雄氏の影響があったものとお見受け致しますが……結果は、大成功ではないでしょうか?ただひとつ、欲を言えば、今回、原作付きではありますが、「覚悟」に見られたような「山口節」を全開にして頂ければ、完全無欠の傑作となる事、間違いありません。
断言します! この作品の前では、タランティーノもただのおたくのおっさんに見える!!

キタァーーー!!!
熱い!残酷!熱い!残酷!これは読まねばならんでしょう!山口 貴由には今まで、無駄なコミカル面がありましたが、これはシリアス一辺倒です!デフォルメキャラとか一切無し!最近デフォルメが多いベルセルクより良いです。
淡々と残酷に
絵物語のように話は進んでいく。藤木と伊良子の絵図が絡みつく。
忠とは?情とは??欲とは???

早く続きが読みたくなるのにチャンピオンレッドという
月刊誌であるという制約からか?展開が遅いのが欠点。
抑えが効いていると言えばそれまでなのだが・・・・

藤木の男気と伊良子の野心と情欲そして虎眼の狂った執着。

セリフが多い訳ではない。が しかし 読ませます!




シグルイ 3 (チャンピオンREDコミックス)
南條 範夫山口 貴由
価格: ¥560 (税込)

コミック
出版社: 秋田書店
発売日: 2005/01/20
ISBN: 4253230458
おすすめ度:5.0
Amazon ランキング: ランク外
発送可能時期: 在庫あり。

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伊良子清玄への凄惨な仕置き
腐刑に処される寸前に焼き鏝を自らの左乳首に押し付けたいくにより、伊良子は救われる。いくと同様に、自らに対する恥辱をその寸前で救われた三重の伊良子に対する思慕の想いも明らかとなる。いくと三重の情(というか業)の深さを描き切った一冊。

それにしても、豊臣秀吉が多指症(polydactyly、ポリダクトリー)であったらしいことを、私は本書で初めて知りました。(前田利家「国祖遺言」の他、ルイス・フロイスの『日本史』にも記載があるようです。)
やや静か、そして激動の4巻へ
虎眼、伊良子に対して制裁を加えるの巻です。

1,2巻での虎眼の執念深さからしたら、
命をとられても仕方ないところですが、
意外に軽めで済んでいます。

いくをとられた虎眼のほうにも責があるということでしょうか。
そう考えると、虎眼、なかなか男らしい!?

この巻も、はじまりからなかなか狂っています。
牛股師範、それを食べる必要はございません!!

この部分を読んでいて、ラジオで聞いた、
風呂場にてかゆくなった乳首を軽石で掻いていたら
とれてしまい、排水溝へ吸い込まれた女性の話を思い出しました。
伝説が、始まる
物語のひとつの山場にさしかかった。

野望に満ちた天才剣士・伊良子清玄の、秋葉山で虎眼流との対峙で1冊が使われている。
今巻、残虐・エクスタシー描写は少ない。ストーリーの節目、ということでいたしかたないか。
このあと数年かけて、第1巻の冒頭シーンに行き着くわけだが、はたしてどんな展開が待っているのか……非常にきになるところだ。
「皮一枚の差」を描いた耽美的作品。でも残酷~
山口先生の作品は相変らず凄まじいですね~。以前発表していた先生の作品は登場人物が蹴りや付きの一撃で頭部が炸裂し、眼球、脳が押し出されたり、内臓が一塊になって突き出される描写が嫌ってほど多かったです。人間の体ってこんなに簡単に壊れちゃうの?と錯覚するほど、大げさな描写がこれでもかという具合に出てきました。いかにその衝撃度、刹那さを読者に効果的に思わしめようか、描写方法を先生は常々考えられていたようです。今回、原作者に残酷時代小説で有名な南條 範夫の作品を採用し、平田弘史先生の残酷時代劇画とはまた違ったものを書こうとしています。肉体と肉体が直接激突する展開ではなく、体に触れる部分は小面積という剣をモチーフにアイデアを温めていたようです。一太刀で相手に与えしめるダメージをいかに表現するか。それを助長するための主人公達の肉体の限界まで費やす技術習得を目指すエピソード。権力に固執する人間像。厳しく定められた流派の決まりごと。そのような中、皮一枚の差的な世界で美しく残酷で華麗な殺戮が毎月月間誌に発表されていきます。しかし、単行本化については、月刊誌ペースなので、次の単行本発売まで待ち遠しくなってしまう作品です。まだ読んでいない人は1巻から3巻まで読んでおきましょう。通しで読むと、衝撃度が大きいですよー。
情念、怨念、執念。
その他人間たちの「念」がこの作品には集約されている。
常に上を目指すもの。
そのために為すべき事。
それが師を欺き、死と紙一重であり、
「ただ一人の勝者」となるためならば。

ただ裏切らないのは己のみ。
己の魂と信念のみ。

そこに倒すべきものある限り。

この物語はまだ始まったばかりである。
まだ終わらない。果てははるか遠い。

誠に惜しいのは、この2人の物語を文章にした南條先生が御高齢のため
漫画のラストを見る事叶わずお亡くなりになったと言う事だろうか。




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