故人の死を偲ぶはずの集まりが、いつの間にか故人の死の真相を暴く集まりへと変貌してしまうという小説。
短めの小説で、テンポよく展開していくため、さっさっと読める。
びっしりと張り巡らされた伏線が解きほぐされて繋がっていくところがこの作品の魅力。恩田陸のミステリには変化球的作品が多いのだが、これに関してはその雰囲気はほぼ無い。
あと注目すべきは、各々が「文筆に携わる女性」である5人の言動だと思う。無論恩田陸本人が「文筆に携わる女性」なのだから、恐らく作者の本音も登場人物の言動の中に潜んでいると思われる。そのあたりを楽しんで読むのも一興。
全体的に読みやすく仕上がっている小説で、十分面白かったのだが、その分恩田陸らしさが少なかった気がするので★4つ。
ただ、恩田陸を初めて読むという人にはこれをおすすめする。なじみやすい。
木曜組曲 (徳間文庫)
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「大御所耽美派作家の不可解な死」
過程からラストの引きまで含めて「8人の女たち」のような舞台劇を観るような気持ちで楽しめます。
プロットと人物が巧くかみ合った佳作。
料理や会話やはいつもどおり、初期作品でもある為ストーリーが古典にがっちり填めてあります。
作家の物語自体が試行錯誤したり、漂泊の旅人になるまえ作品。
そういった意味で安心して読めます。
映画化もされました。
過程からラストの引きまで含めて「8人の女たち」のような舞台劇を観るような気持ちで楽しめます。
プロットと人物が巧くかみ合った佳作。
料理や会話やはいつもどおり、初期作品でもある為ストーリーが古典にがっちり填めてあります。
作家の物語自体が試行錯誤したり、漂泊の旅人になるまえ作品。
そういった意味で安心して読めます。
映画化もされました。
この作品に限らないのですが、恩田陸の作品には「きょとん」としている人が多すぎる・・・
ドアを開けた時、宅配便を届けに来た人がきょとんとした顔してたことってありますかね。
ドアを開けた時、宅配便を届けに来た人がきょとんとした顔してたことってありますかね。
複線だらけで全体的にちょっとごちゃごちゃした感じだったが、それを全部つなぎ合わせながら読むのは楽しかったし、それぞれの人物の人間性があちこちにちりばめられているのも見ていて飽きなかった。
ただ、私としては恩田陸のほかの作品にあるような象徴的・抽象的な部分が少ないのと、最後の落ちが見えてしまった(最近同じ作者の作品を読んでばかりいたので…)のが残念。
ただ、私としては恩田陸のほかの作品にあるような象徴的・抽象的な部分が少ないのと、最後の落ちが見えてしまった(最近同じ作者の作品を読んでばかりいたので…)のが残念。
今はなき小説家にゆかりのある人々が年に一度彼女をしのび彼女の家に集まる。彼らのうち4人は血縁で1人は担当作家。例年何事もなく過ぎた命日だったが今年は。
彼女の死の真相は、彼女のおもった自分の後継者とは、そしてだれが真実をいいだれがうそをついているのか?
とにかくえっ?えっ?どうなってるの?と疑問符が出始めるととまらない。先が気になってしょうがない。
心に迫るような怖さと淡々とした不気味さ、その両方が楽しめる作品でありながら、きちんとオチがつくので安心できます。
恩田作品これから読み始めるかたには、まずこれをお勧めしたいと思います。
彼女の死の真相は、彼女のおもった自分の後継者とは、そしてだれが真実をいいだれがうそをついているのか?
とにかくえっ?えっ?どうなってるの?と疑問符が出始めるととまらない。先が気になってしょうがない。
心に迫るような怖さと淡々とした不気味さ、その両方が楽しめる作品でありながら、きちんとオチがつくので安心できます。
恩田作品これから読み始めるかたには、まずこれをお勧めしたいと思います。


