ラジオ番組「アバンティ」の中でお酒がテーマの小説として取り上げられこの小説に出会いました。お客様を喜ばせるカクテルづくりに研鑽する主人公がコンペティションにもでるほどの実力がありながら、働く場所に恵まれず、場末のスナックでふてくされて働きはじめる。しかし、実は以前は伝説のバーテンダーがいたりしてきちんとした道具がほこりをかぶっている、という状況設定のなかで、カクテルを通じた接客のプロとしての意気を感じさせてくれます。前向きになっていく主人公には惹かれるところがあるものの、その他の登場人物のあまりのいい加減さに読んでいるこちらが辟易することもしばしば。
本物のカクテルバーに行ってみたくなる、そんな一冊とはいえます。
メメントモリ (Edge)
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