この本で、楊貴妃、玄宗皇帝のエピソードがふんだんに使われ、
徐々に物語の輪郭が見えてきました。
この本の中で、李白や阿部仲麻呂が出てくる所は非常に楽しめました。
この本では、人間の感情の複雑さがいろいろ語られていて面白かった
です。「善の教えを入れれば、悪の教えも入ってくる」「何をもって
善とし、何を持って悪とするか」の基準が分からないという空海と
橘逸勢の会話が妙に印象的でした
沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ2
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作者の言うとおり「まことに面白い」です。確かに登場人物は陰陽師の安部清明=空海 源博雅=橘逸勢(たちばなのはやなり)ですね。陰陽師が好きな人は絶対にはまると思います。陰陽師の長編みたいな感じと思ってもらっていいかもしれません。楊貴妃や白居易など歴史上の有名人物が続々登場するのも歴史好きにはたまりません。
キマイラシリーズなどでは遅筆の獏先生に泣かされているファンも多いでしょうが「沙門空海~」はちゃんと一ヶ月に一冊発売でしかもちゃんと4巻で完結します。とにかく読みやすく一度読み始めたらどっぷりはまること間違いなしです。



