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ルー=ガルー (トクマ・ノベルズ)
京極 夏彦
価格: ¥1,155 (税込)

新書
出版社: 徳間書店
発売日: 2004/11/19
ISBN: 4198506531
おすすめ度:3.5
Amazon ランキング: 103277位
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分厚くともこれは本の苦手なお若い人でも読めますです!
だから自分はこんな性格だなどと平気で口にできるものは、自己を
何らかの形で規定することがただの逃避であり、まやかしだということすにすら
気づかない愚か者である。そして、それでもまだ安心できない臆病者は
しくじってしまった他者を異常だ異常だと誹謗するのだ。
安っぽいヒューマニズムに溺れるナルシスト

なるほどなあ〜〜と思った作中の文章であります。
巨大な敵に挑む少女たち
江戸、明治、戦後という時代を描いてきた京極先生が描いた未来。他作品同様少女達のキャラは立っています。京極先生の作品はよく他作品とのリンクがありますが、今回もあります。よく京極堂シリーズでの中禅寺の説教が長すぎて嫌という人がいますが(それがあっての作品だと思うけど)本書は初めての人でもスラスラ読めるのではないでしょうか。
なし
2030年から2050年の日本がどうなっているか?教育・医療・宗教・警察・家族の形・食料は?と一般から公募して小説の世界を創り、その中で14.5歳の少女4人が物語を引っ張っていく。直接人と会う機会の少なくなった未来世界。コミニケーションをとることや感情表現が上手くできない少女達が猟奇事件に巻き込まれていく内、人との係わり・命について考える。カウンセラーへの問い「何故、人を殺してはいけないのですか?」の答えは呆気に取られるほど簡単ですが、人が説明しうる最良の答えの様に思えます。皆さんは如何?
ムダに長い
激しく失望するムダに長い一冊だった。
初期の京極氏はぶ厚くても内容の充実した話を書く人だったが、本書はまるで中身すかすかである。京極氏はもうネタぎれなのだ。ネタぎれならばネタぎれらしく、短く話を書くように方針を変えるべきだろう。
空想科学としては、まるで楽しめない平凡で低技術な読む価値のない未来だった。
近未来の社会描写が面白い作品
装丁に惹かれ衝動買いしました,とても面白い内容でした。

ハードカバーの新書再発行版のようですが,後書きには雑誌で読者から募集した様々な近未来設定をもとに京極氏が書かれた作品だとのこと。

良かった点は
・やや古い作品ながら作中の技術で一部実現しているものもあるなど約30年後の日本をリアリティのある表現で描写している
・読者である自分が作品中における時代遅れの年代とされる登場人物(50代)に感情移入できるような仕掛けになっていて面白かった

不満な点は
・表現が抽象的でその筋の基礎知識がないとイメージがわかない記述がやや多かった,ネット関係の知識がないと辛いかも
・筋書きも結構難解なので,想像力を働かせないと状況が理解できないかもしれません

ともあれ私の中では異色かつ刺激的な作品で楽しめました。後で知りましたが同氏は江戸時代などが中心で,SFは書かない方だったのですね・・・。でも面白かったです。




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