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パーネ・アモーレ―イタリア語通訳奮闘記 (文春文庫)
田丸 公美子
価格: ¥580 (税込)

文庫
出版社: 文藝春秋
発売日: 2004/09
ISBN: 416767923X
おすすめ度:4.5
Amazon ランキング: 8713位
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5わずか六歳で「食べ物と美男」につられて通訳を志し
 解説で「わが国イタリア語通訳界の押しも押されぬ大横綱」と紹介されている田丸公美子さんの、通訳のお仕事にかかわる出来事を書いたエッセイ集。
 「パンと愛と空想力」があれば生きていけるというイタリア人の国民性にかかる楽しい出来事や、普通の家庭に育った著者がどのようにして通訳者になっていったかが楽しい文章で記されています。

大阪万博にやってきたイタリア人観光客の通訳をかわきりに
企業間の商談や、講演会の通訳、そして重要な国際会議の同時通訳とこなしている著者の経験談は、冗談も交えて書かれていて読みやすく興味深いです。

 日本で行った「銀婚式のお祝い」の後、妻を別の部屋に泊めて日本の恋人と過ごしていたイタリアの実業家F氏
 「映画は大人のごっこ遊び」という俳優マルチェロ・マエストロヤンニ
 「映画を見ることは、夢を見ることなのです」というフェリーニ監督
といった人たちのエピソードも面白かったです。

ご子息との会話
「ねえ、お母さんも僕に通訳になってほしい?」
「とんでもない。お前には通訳じゃなくて、通訳を使う人になってほしいわ。ううん違うな、通訳を使わないで自分でしゃべれる人になってちょうだい」
と著者のお母様の
「あんたたちは、将来きちんと英語を勉強して、言うべきことは言えるようになってね。そしていつか外国に行ったら、私の言うこと通訳してね」
という言葉がとても印象的でした。

 エッセイ集なのでどこから読んでも面白い本でした。
5通訳さんのイメージが・・・
この本に出会うまで、通訳の方々のイメージは「笑わない」「おカタイ」だったのですが、イタリア語だからというのもあるようですが、底抜けに明るい文体でとっても楽しめました。 他の田丸さんの本も持っていますが、どれも面白いです。 この才媛には文才も備わっているんだなー
1面白くないです
 けっこう点数が高いようですが、実は面白くないです。下ネタで笑わせようとする意欲だけは分かりますが、全然面白くないです。米原万里の面白くないのを集めたような感じです。
4イタリア語通訳者の笑えるエッセイ 
 米原万里さんが「不実な淑女貞淑な醜女」を出して以降、一般的にも通訳者や翻訳家さんのエッセイが人気を博しているが、本書はその米原さんが第二のシモネッタと命名したイタリア語通訳者の田丸公美子さんの処女作品です。
 内容は、全編、通訳者・翻訳家としての色々な経験や通訳稼業の中で体験した面白話のエッセイで、ツボにはまれば結構笑える作品です。シモネッタの異名通りに下ネタも結構多いのですが、本人によれば、それはイタリア語の翻訳者としては仕方がないことだそう。通訳者は、どうしてもその通訳言語相手の国の文化に同化していってしまい、フランス語担当であれば気障っぽく自意識過剰になり、英語担当者は優等生っぽくなり、ドイツ語担当者はやけに論理的な議論好きとなり、ロシア語担当者はとにかくこの世の不幸を一心に背負ったような風貌・立ち居振る舞いになるそうです^^
本当なのか? と思うようながら、たくさんの通訳が集まるイベントで、第一印象でこの人は何語担当かあてるクイズをやると八割型の正解率でわかってしまうとか。そこまで外観でわかるくらいになるなら、もうそれは仕方がないし、その相手国がイタリアとなると笑えるエピソードが続出するのもむべなるかな。
 イタリアの国民性ネタや女の子を追っかけるしか頭にないイタリア男の話がオンパレードです。個人的にはけっこう面白いと思う一冊でしたよ。
5かるくておもしろいよ

米原万里さんの本に時々出てくる田丸さんて、どんなひとなんだろ?

と思っていました。この本を読んで

「そんなにシモネタじゃないな。明るくて、機転が利いて、努力家なんだな。」

と、感心しました。

気楽に読めて、楽しいエッセイですよ。

イタリアの有名人の話も出てきて、ファッションに興味がないので知らないけど面白かったです。



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