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小さなスナック (文春文庫)
ナンシー関リリー・フランキー
価格: ¥570 (税込)

文庫
出版社: 文藝春秋
発売日: 2005/04
ISBN: 4167622106
おすすめ度:4.5
Amazon ランキング: 24623位
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素晴らしい対談集っていうか、その場にいて腹を抱えて笑いたい
いい作品です。ナンシーさんとリリーさんとくれば、面白くない訳はありません。年も近い両者。私もこの対談のころの両者の年に限りなく近づいてきましたが、ここまで大きな人間になったのか、と言われると「否」です。そうなのです、本書はただオモシロイだけではなく、中年の入り口に入った我々にナンシーさん、リリーさんの両者が立ちはだかっているのです。お前は大きな人間になったのか、と。そして読者である我々は自分の小ささを反省するのです。こんな大人になりたい、と思わせてくれる書です。
右に寄せてアメリカンな停め方してた
 イラストと文を書いていて歳も近い、リリー・フランキーさんとナンシー関さんの軽い話題の対談集。
 月刊誌の連載なので、季節やその号の特集を話題に選び、でも会話がはずむにつれ関係ないところに脱線していく様子が楽しい。
 リリーさんが非常識な告白をしナンシーさんが常識的な受け答えをしつつ時々ビックリ発現をする。
 そんな会話が12ページづつ繰り返されています。
 「わらいながら優しい顔で」受け答えするナンシー関さんと、それに甘えて楽しく言葉を投げかけるリリー・フランキーさんの様子が面白いです。
 
 二人の挿絵も沢山入っていて、短い時間に拾い読みが可能な楽しい本でした。
 
くだらないけどなぜか上品
何度読んでも笑えます。そして暖かい気持ちになれます。語られているのはくだらなくて笑える話ですが、こんなに正直で上品な人たちをみたことないって思いました。リリーさんが子供のように無邪気です。それもナンシーさんの大きさや暖かさのせいでしょう。1冊でおわってしまったことが、ほんとうに残念で悲しいです。
ナンシーとリリー
 なんともおかしくなんともむなしい
良い人は早死にリリーはべつに
死んではいませんが、さぞ二人して生きていたなら
今のような、こにくらしいこども も青年もでてきやしなかったろー
もちろんわたくしたちのようなうじうじ大人だって。
きっぱり大人もそーもっと素直だったろー
そーおもうとリリー第二トウキョウタワーできたら
どんなものを書くのであろうか、
すごくたのしみ 関さん!!いい人だったねーありがとう。
 ぜひぜひ推薦!!
夭逝した人の言葉
若くして亡くなった有名人、思えばたくさんいらっしゃいますが、
大抵が不自然なくらいに神格化されていたり、伝説めいたエピソードが語られたり、
それが死者と私達にさらなる距離をつくってしまってる気がして、
語られれば語られるほど寂しさが募るような、そんなことが多いように思っていました。

この対談集で繰り広げられる、実にくだらなくも笑わずにはいられない会話の数々、
スナックのカウンターで柿ピーとか食べながら、終始グダグダ喋ってるだけといった展開、
しかしどれもこれも生き生きとしていて、ナンシーさんの体温さえも感じられるほどです。
亡くなったことは悲しい事実ですが、彼女が残した言葉からは湿っぽさは全く感じられず、
むしろナンシーさんとの距離が少し縮まったかのような、温かな読後感が残りました。

まあそんなことよりも、普通に面白い本ですよ。



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