殺伐とした世の中。目を覆いたくなるような事件が連日起こり、将来の先行きも不透明で不安な時勢。そしてストレス一杯の世界。
そんな中この本に納められている一つ一つのお話は、心にとても明るいものを残し、世の中すてたものじゃない、と実感させてくれるやさしさ満ち溢れる小品集。
表題のモノレールねこ。ブスな猫がつなぐ友情、そしてほのぼのとした結末。
パズルを通じて母と心を通わせる娘、できの悪いおじさんやとんでもない父親との交流、不思議な共同生活を通じ芽生える愛情と新たな関係、そしてザリガニの一生。
すべてちっちゃな宝箱に入れたいような、とても大切にしたい作品ばかりです。
心がほのぼの、そして幸せな気分になる小説でした。
モノレールねこ
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「家族」をモチーフにした8つの短編から成る作品です。
加納さんの得意な‘日常の中のミステリー’を楽しめるのは,表題作の『モノレールねこ』です。
また,とても切ない物語としては,『シンデレラのお城』『セイムタイム・ネクストイヤー』がお薦めです。両作品の読後,家族とは何だろう―いえ,そんなはっきりした思いではなく,もっと混沌としてまとまりのない感覚の海に,しばし,たゆたう感じでした。
最後に掲載されている『バルタン最期の日』は,すれ違いの続いてきた家族が再びまとまるまでのプロセスが語られていますが,ザリガニの目を通しコミカルにえがくことによって,深刻さがうまく緩和されています。また,この‘コミカルさ’が本書の締めくくりに相応しいものとなっており,爽やかな読後感を演出しているといってよいでしょう。
加納さんの作品は,いわゆる‘癒し系’のものも多いのですが,本書は特に疲れた大人たち(もちろん僕も含めてですが…)に読んで欲しい作品です。
加納さんの得意な‘日常の中のミステリー’を楽しめるのは,表題作の『モノレールねこ』です。
また,とても切ない物語としては,『シンデレラのお城』『セイムタイム・ネクストイヤー』がお薦めです。両作品の読後,家族とは何だろう―いえ,そんなはっきりした思いではなく,もっと混沌としてまとまりのない感覚の海に,しばし,たゆたう感じでした。
最後に掲載されている『バルタン最期の日』は,すれ違いの続いてきた家族が再びまとまるまでのプロセスが語られていますが,ザリガニの目を通しコミカルにえがくことによって,深刻さがうまく緩和されています。また,この‘コミカルさ’が本書の締めくくりに相応しいものとなっており,爽やかな読後感を演出しているといってよいでしょう。
加納さんの作品は,いわゆる‘癒し系’のものも多いのですが,本書は特に疲れた大人たち(もちろん僕も含めてですが…)に読んで欲しい作品です。
加納さんの描き出す世界は童話の様で、甘く優しい。
とてもやわらかく、読んでいて心地が良いお話ばかりでほっとします。
そんな中にも切なさや生きていく中で少なからずぶちあたる厳しい壁などが上手い具合に盛り込まれているからまたそれが堪らない。 最近心が疲れている人や、体が何となくだるい人、もやもやした気分の人などは読んで損無しです。
おかゆの様に胃に溶け込んで読後はさっぱりとした気分にさせてくれます。
本を閉じる時には心が温かくなっているはず。
この「モノレール猫」にはつまらない話はひとつも載っていません、と胸を張って言えます。
とてもやわらかく、読んでいて心地が良いお話ばかりでほっとします。
そんな中にも切なさや生きていく中で少なからずぶちあたる厳しい壁などが上手い具合に盛り込まれているからまたそれが堪らない。 最近心が疲れている人や、体が何となくだるい人、もやもやした気分の人などは読んで損無しです。
おかゆの様に胃に溶け込んで読後はさっぱりとした気分にさせてくれます。
本を閉じる時には心が温かくなっているはず。
この「モノレール猫」にはつまらない話はひとつも載っていません、と胸を張って言えます。
短篇が八つ、私は“セイムタイム・ネクストイヤー”が良かった。“シンデレラのお城”も○。喪失モノだけど、とてもやさしい。“ささらさや”が好きな人なら、ストライクかな。加納さんのお話は、どれもやわらかい感じがして、安心して読めます。上記以外のお話も良いです。ご一読ください!
大好き!
これまで加納朋子さんの本といえば、
日常の中のさりげないミステリーを綴った物が浮かぶけど、
この本はそれよりも〜っと日常!
つまり「家族」の過去や秘密を描く作品。
8つの短編の中でいちばん好きなのは表題作の「モノレールねこ」。
かわいくってあったかい♪
小さい子供に読み聞かせてあげたいです。
この本を繰り返し読んであげたらきっと動物に優しく、
心の美しい子供になるのは間違いありません。
読後にさわやかな気持ちが残ります。
ずっと大切にしたい本に出会いました。
ふてぶてしいねこ(そしてパズル!)の表紙も、
読んだ後に改めて見ると味わい深いものがある。
すごくいい表紙ですよね(^O^)
これまで加納朋子さんの本といえば、
日常の中のさりげないミステリーを綴った物が浮かぶけど、
この本はそれよりも〜っと日常!
つまり「家族」の過去や秘密を描く作品。
8つの短編の中でいちばん好きなのは表題作の「モノレールねこ」。
かわいくってあったかい♪
小さい子供に読み聞かせてあげたいです。
この本を繰り返し読んであげたらきっと動物に優しく、
心の美しい子供になるのは間違いありません。
読後にさわやかな気持ちが残ります。
ずっと大切にしたい本に出会いました。
ふてぶてしいねこ(そしてパズル!)の表紙も、
読んだ後に改めて見ると味わい深いものがある。
すごくいい表紙ですよね(^O^)



