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空中庭園
角田 光代
価格: ¥1,680 (税込)

単行本
出版社: 文藝春秋
発売日: 2002/11
ISBN: 416321450X
おすすめ度:4.5
Amazon ランキング: 342337位
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うそも方便のうち?
家族だからこその、透明なドア

それがあるからこその、「明るい我が家」

それぞれが、大きな秘密を抱えつつ、「明るい我が家」

嘘も方便のうちと言いますが・・・

現実問題として、ここまでではなくとも、これに近い「明るい我が家」はたくさんあるのでは?

この本を読んで、「ありえない」と思うか、「ありがち」と思うか。

みんなの意見が聞きたいです。

読んで損はない本と思います。
母と娘
読み終わって、あらためてタイトルの意味を実感した。
「隠し事のない」美しい家庭を夢見るオンナの怖さ。

女性作家ならではの鋭い視点が、母と娘の逃れられない呪縛をあぶりだしている。
エピソード一つ一つはどこにでもあるようなことで、
それほどヘビーな母娘関係じゃないけど、読みながらけっこうイタイ。

家庭教師(父親の愛人でもある)の女性からの視点で書かれた章が印象的。
いいよこれ
おもしろいっていうか、ふしぎ。今度キョンキョン主演で
映画になるらしいし見る価値ありです。
家族は決して所有物ではないから
文章はさることながら、構成の巧さに感服いたしました。
短編から成り立っていますが、読み応え充分のストーリー。
話は、4人の核家族と、お婆ちゃん、家族に関わるある人物の
6人の視点で描かれています。

家族といっても、お互いを完全に理解しあえるわけなく、
家族といっても、お互いを完全に所有しているわけではない。
それぞれがそれぞれの価値観でこの核家族を自分の人生の中で
位置付けている。
それぞれが父親、母親、子供というぼんやりとした役割を演じ、
読者はそれが幻想であることを意識させられます。

人はそれぞれ孤独で、孤独ながらも人と関係を持ち生きていく。
分かり合えているなんて本当は幻想で、楽しく会話をしていても
実はバッチリすれ違っていたりする。
そんな孤独の可笑しさを楽しみました。

縁がもたらす不思議な世界
人間は生きていると、不思議な縁で引き寄せられたり、離れたりを感じるけど
その一番大きな団体が家族だと想う
人が生きれば生きる程、弱い部分もあり流されているように見えて、
実は、決まっている運命を背負わされているのかもしれない。
人は秘密を必ず持っているけど、それも人だからこそで、
人に皆個性があるように、家族も個性がある

親子も夫婦も愛人も、どんなに人間関係がぐしゃぐしゃになる時があっても
残るべきものは残るのを納得させられた




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