ソウヤーのデビュー作にして全世界にソウヤーという素晴らしい作家の存在を知らしめた出世作。
恐竜絶滅の謎を解いてしまうが、
私はそのメイントリックもさることながら、
ガジェットの使い方が巧いと思いました。
SFは未来予測小説とイコールではないが、
SF作家が予測したテクノロジーは次々と現実のものとなった。
だが、SF界が読み違えたテクノロジーもある。
それはパーソナルコンピュータの普及である。
本書の主人公は常にノートブックPCを持ち歩き、
ラストの大アクションは、プログラムの打ち込みという素晴らしい現代的な冒険SFである。
導入部はギャグかよ!
と叫びたくなるすんごい描写から始まるし、
ソウヤーで一番読みやすい作品ですな。
さよならダイノサウルス (ハヤカワ文庫SF)
ロバート・J. ソウヤー/Robert J. Sawyer/内田 昌之
価格: ¥672 (税込) 文庫 出版社: 早川書房 発売日: 1996/10 ISBN: 4150111642 おすすめ度: ![]() Amazon ランキング: 25996位 発送可能時期: 通常24時間以内に発送 ![]() |
二人の古生物学者が、タイムマシンで白亜紀末期にタイムトラベルをする。二人が旅立った世界には、恐竜と私が予想もしていない物が待っていた。最後に、恐竜の絶滅の謎が解ける。
この物語を読んでいて、知らない言葉に何度も当たりました。そのたびに、PCで検索していました。作者は、科学的な知識だけでなく、サブカルチャーから政治経済まで、幅広い知識を持っているなと検索するたびに思いました。知らなかったことが意味だけでも知れて知識が増えた気になりました。
この物語を読んでいて、知らない言葉に何度も当たりました。そのたびに、PCで検索していました。作者は、科学的な知識だけでなく、サブカルチャーから政治経済まで、幅広い知識を持っているなと検索するたびに思いました。知らなかったことが意味だけでも知れて知識が増えた気になりました。
アイデアが凄い。恐竜の肉の味まで描写されてます。一つのアイデアが別のアイデアを生み、恐竜がなぜ滅亡したのかの回答を導き出しています。また、途中で別の謎の回答も用意されてます。
話の構成が素晴らしかった。主人公の抱えている個人的な問題までが、ストーリーと密接に関わりあっているのが、後半に解り思わずニンマリしました。アイデアの見せ方は、理路整然としていて良かったです。けど、最後が無理やり収束させました。という強引さを感じてしまいました。
もともと恐竜好きなのもあったのと、話に引き込まれたのとで一気に読んでしまいました。(主人公の個人的なこまごました話の部分はとばし気味にしてしまったけど・・)なぜ恐竜は絶滅したかとか、その他のことも最後に謎が解けて、しかも現実とすべてつじつまが合うのですっきり。発想が面白いなぁと思いました。
文章が硬くないので子供でも読めるのでは。恐竜好きにもSF好きにも楽しめそう。
物語の舞台はカナダ。タイムマシンで白亜紀に飛んだ古生物学者2人が見たものは、
「待ってよう」
と、いいながらドスドス追いかけてくる恐竜の姿だった……。
どうです、どうです? この導入部だけでも読んでみたくなるでしょ?
「待ってよう」
と、いいながらドスドス追いかけてくる恐竜の姿だった……。
どうです、どうです? この導入部だけでも読んでみたくなるでしょ?
言葉を喋る恐竜の正体は○○○だといいたくてたまらない。でもネタバレになってしまうのでいえない。こんなこと、SFには珍しいんじゃないだろうか。
どうして白亜紀には巨大な恐竜が存在したのか。
どうして恐竜は突然絶滅したのか。
そんな科学ミステリーにも答えてしまうオドロキの1冊。



