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盗まれた街 (ハヤカワ文庫 SF 333)
ジャック・フィニイ福島 正実
価格: ¥530 (税込)

文庫
出版社: 早川書房
発売日: 1979/03
ISBN: 415010333X
おすすめ度:4.5
Amazon ランキング: 210042位
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原作→映画
まず原作を読み、それから映画を観ることを強く勧めたい。
理由は、あなたのために、教えない。
静かに迫る不安と恐慌
あの「ゲイルズバーグの春を愛す」を書いたジャック・フィニーの
侵略モノの古典的作品。
何度か映画化もされているけど、本作を読むのが一番面白いと思う…

ある日突然、家族が家族にどうしても思えなくなる…
夫が妻を、子供が親を、「本物ではない!」と訴える。
集団ヒステリーなのか?それとも何かの精神病なのか?それとも…!?

やがて向き合うことになる驚愕の真実とは!?
友人からの真夜中の電話で赴いた先で見たのは、
一体の奇妙な死体だった…

街がそっくりいつの間にか乗っ取られていく…
恐らく後になって幾つもの作品(日本のウルトラセブンも含めて)が、
別の形で映像化していったであろうシチュエーション。

気付いてしまった者たちは、
自分たちも消えていくことを恐れ
逃げる…
静かに迫る不安と恐慌をきたしそうな精神状態…

なかなか読み応えのある作品です。
とにかく、映画よりも小説で読むことをお奨めします。
フィニイの代表作であり少年時代を思い出させてくれる佳品
J.フィニイの代表作。簡単に言ってしまうと宇宙人の地球侵略ものなのだが、その侵略方法が怖い。宇宙人はいつのまにか自分が良く知っている人物(母とか友人とか)に成り代わってしまうのだ。勿論、外見上の区別はつかない。話が進むに連れ、主人公は自分の身の回りの誰が信用できて、誰が侵略者なのか分からなくなる。この辺の恐怖の醸し出し方が抜群である。本作は石森章太郎氏が「少年マガジン」上で漫画化していた(実はこちらを先に読んでいる)。また中学生の時購読していた雑誌でも、本作を翻案したものを掲載していた。私にとっては少年時代の思い出の作品でもあるのである。
ジャック・フィニィは最高
 一応SFと冠がつくけど、それだけで読まない人もいるから、かんむりはとってほしい。でも単なるファンタジイとも違う、読み進むにつけ、映像のように脳裏に浮かぶ彼らの恐怖、冒険。合間にほっとするアメりカの田舎町のリアルな日常生活の描写。 なんどよんでも飽きない大好きな本です。

 作者のジャック・フィニィの作品は細かい描写が現実的で、説得力があり、しかも話が面白い。もしかしたら…本当にあった事?なんて思えてしまう。 はずれはありません、読んでみて下さい。

宇宙人侵略型SFホラーの古典
宇宙人侵略物の古典。特に形を持たず、人間になりすまして増殖していくタイプの宇宙人物は多いが、これが原点と言っていいだろう。外見も記憶も性格も全て同じだとすると、本人と別人を見分ける事は不可能だろう。もし、自分が実は別人だったとしても、その記憶が無ければ気づかないかも知れない。

こんな恐いテーマに直面しつつも、この主人公はかなり陽気だ。危険を避けるために恋人を自分の家にかくまうのだが、恋人と一緒に寝起きする事が嬉しくてしょうがないらしい。彼女と一緒なら死んでもいいや的ノリが全体的にあるので、読んでいて「勝手にしろ」と思わなくもない。




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