オウエンはちょっと格好良すぎます。言う事、やる事、生き様すべてが。読み進めれば読み進めるほどあまりにも男らしすぎて格好良すぎて、一人の女としてオウエンミーニーという男に惚れずにはいられませんでした。もし体が小さいことがハンデであったとして(私はそんな事みじんも気になりませんでしたけど)それがマイナスになったとしてもプラマイゼロどころか男としては群を抜いてますね。彼に身も心も捧げたヘスターさんの気持ちが本当に良くわかります。もちろん彼は小説(フィクション)の主人公であってアーヴィング氏が産んだ偶像の産物であり作り物と言ってしまえばそれまでですが、たとえそうだとしても世の男の人に少しでもいいから彼の生き方を参考にして欲しいなと思いました。勝手なこと言ってますね…
つまりそれくらいカッコイイ男だってことです。私は映画のほう(サイモンバーチ)が先だったのですが、映画だけでも十分すぎるほど感動して、じゃ原作も読んでみようかななんて最初は軽い気持ちで読み始めました。ところがどっこい原作は数倍良いではないか!なんだこの読後感は!なんだこの格好良すぎる男は!そして上下巻に渡る長い長い小説のほとんど全てのエピソードが点となり集結して大きな波のごとく押し寄せる感動のラストは圧巻です!
オウエンのために祈りを〈上〉 (新潮文庫)
ジョン アーヴィング/John Irving/中野 圭二
価格: ¥900 (税込) 文庫 出版社: 新潮社 発売日: 2006/09 ISBN: 4102273107 おすすめ度: ![]() Amazon ランキング: 125427位 発送可能時期: 通常24時間以内に発送 ![]() |
早く読み終えたい、でも読み終えるのが怖い。ジョン・アーヴィングの本は、いつでもそうだ。
読みかけでいるあいだは、登場人物たちが今そこで私と並行して生きている、暮らしている実感がある。 安心していられるのだ。
非常に長い小説だが、飽きずに読むことができる。 エピソードが満載で、そのエピソードひとつひとつがあとで意味を持ってくる、これこそがジョン・アーヴィングの手法。
ひとつとして無駄な挿話がない1200頁の物語だった。
3000ピースのジグゾーパズルが完成した時みたい、なんてくだらない感想を云うのはまずいんだけど、ちょっと似ている。
キリスト教の話がかなり出てくる。 私は面白かったけれど、普通の日本人は鬱陶しいと思うから読み飛ばしてしまうといい。 ただし牧師は(パズルの1片だから)押さえておくこと。
ヴェトナム戦争と、関係する大統領についてはざっと知っていたほうが、面白く読める。
いつも思っていることだが、ジョン・アーヴィングはやはりすごい。
私は「ホテル・ニューハンプシャー」を読んで以来、彼を拝みたいほどのファンであるが、彼の作品を読んでいると自分がアメリカ人であるような錯覚を持ってしまう。
アメリカ合衆国のことがわかった気がするところが、少々怖いかもしれない。
彼の物語は、読後感が抜群にいい。 悲しくてもいい。
生まれてきてよかった、これからも元気にやってこうじゃないか、人間捨てたもんじゃないよねと心が温かくなる。 やみつきになりますね。
読みかけでいるあいだは、登場人物たちが今そこで私と並行して生きている、暮らしている実感がある。 安心していられるのだ。
非常に長い小説だが、飽きずに読むことができる。 エピソードが満載で、そのエピソードひとつひとつがあとで意味を持ってくる、これこそがジョン・アーヴィングの手法。
ひとつとして無駄な挿話がない1200頁の物語だった。
3000ピースのジグゾーパズルが完成した時みたい、なんてくだらない感想を云うのはまずいんだけど、ちょっと似ている。
キリスト教の話がかなり出てくる。 私は面白かったけれど、普通の日本人は鬱陶しいと思うから読み飛ばしてしまうといい。 ただし牧師は(パズルの1片だから)押さえておくこと。
ヴェトナム戦争と、関係する大統領についてはざっと知っていたほうが、面白く読める。
いつも思っていることだが、ジョン・アーヴィングはやはりすごい。
私は「ホテル・ニューハンプシャー」を読んで以来、彼を拝みたいほどのファンであるが、彼の作品を読んでいると自分がアメリカ人であるような錯覚を持ってしまう。
アメリカ合衆国のことがわかった気がするところが、少々怖いかもしれない。
彼の物語は、読後感が抜群にいい。 悲しくてもいい。
生まれてきてよかった、これからも元気にやってこうじゃないか、人間捨てたもんじゃないよねと心が温かくなる。 やみつきになりますね。
この本のレビューは私には難しいので、感想だけをすこし。
レビューに、サスペンスやプロットについてのコメントが多いので驚きました。
私としては、語り手のオウエン描写が興味深く
語り手から伝えられる数々の批判、欺瞞、自嘲なども非常に面白く感じました。
勿論、プロットは素晴しいのです。
サスペンスが感じられなかった訳ではないのです。
それをも凌ぐ全体の重さ、何より語り手に魅力を感じました。
レビューに、サスペンスやプロットについてのコメントが多いので驚きました。
私としては、語り手のオウエン描写が興味深く
語り手から伝えられる数々の批判、欺瞞、自嘲なども非常に面白く感じました。
勿論、プロットは素晴しいのです。
サスペンスが感じられなかった訳ではないのです。
それをも凌ぐ全体の重さ、何より語り手に魅力を感じました。



