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かもめのジョナサン (新潮文庫 ハ 9-1)
リチャード・バック五木 寛之Richard Bach
価格: ¥500 (税込)

文庫
出版社: 新潮社
発売日: 1977/05
ISBN: 4102159010
おすすめ度:4.5
Amazon ランキング: 6338位
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『かもめのジョナサン』原作。「ほとんどのカモメが、飛ぶことに関して学ぶのは、いちばん単純な事実だけだ。海岸から食べ物のあるところまで到達し、また戻ってくること」。ジョナサン・リビングストン・シーガルという名の風変わりな鳥を描いたこの寓話の中で、著者リチャード・バックは語る。「たいていのカモメにとって、大切なのは飛ぶことではなく、食べることだ。しかし、このカモメにとっては、食べることではなく、飛ぶこと自体が重要だった」。飛行は、まさにこの物語の意義を高める、象徴的行為である。この寓話に込められた究極の意味は、たとえ、群れや仲間あるいは隣人から自分の野心は危険だと思われても、より高尚な人生の目的を探求することは大切だ、ということだ(われらが愛するジョナサンもある時点で、自分の群れから追放される)。妥協せず自分の気高い理想を守ることで、ジョナサンは、超越という究極の報酬を得た。そして最後に愛と思いやりの真の意味を知るのである。ラッセル・マンソンによる幻想的なカモメの写真が、この物語にふさわしいイラストとなっている。ただし全体的なデザインは、多少時代遅れの感があるのは否めない(この作品の初版年度は1970年だった)。しかしながらこの作品に流れる精神は不朽であり、とりわけ、若者の心を惹きつけてやまない。
「生きるため」ではなく、「生きること」
中学生以来、久しぶりに読みました。当時の印象はかもめの写真と物語が交互にあって、綺麗な本だなぁ、程度のものでしたが、今読み返してみると、ジョナサンの生への躍動が、日々の惰性的な生活に喝を入れているようで、清々しかったです。ジョナサンにとって大切なのは、「生きるため」ではなく、「生きること」てある。餌をとったり群れの掟に従うことではなく、とにかく速く飛ぶこと(=生きること)なのである。その思想は同じ志を持つ者に受け継がれ、徐々に広がりをみせてゆく。一時的欲求がある程度満たされた現代における、二次的欲求への渇望が描かれているといえよう。
危険
精神的真実について
気付きはじめた人が
気付いているということを
確認するための本
それ以上でもそれ以下でもないが
そういう確認作業というのは
何度やっても喜びであり
喜びは自信となり
全ての原動力になるのではないかと思われました。

真実とは?
完全とは?
著者の主張は時に和音となり、また不協和音となり
心地よく感動の音が響いていた。

ただ・・・
考えているだけで
食わなければ餓死してしまう
ジョナサン
私は君に
いいしれない嘘っぽさを感じたんだ
私はスピードの塊じゃない
思考でも感情でもない
かもめも私も形を持ってる
現実を否定するな
否定の上に幸福はない
印象深い本です。
もう10年以上前に読んだと思います、
内容が忘れてしまいました。
だけど、強い感銘を受けた印象があります。
たしか、原著でも読みました。

もう一度読んでみたいです。
子供にも読んでもらいたいです。
なにか違うと思う
 高みをめざして努力する姿は良いと思います、が読んでいて「上から見下ろしている」感がどうしてもぬぐえませんでした。食べること、人間でいうとお金をかせぐために働くこと、日常的なことを劣ったこととして、そこからかけ離れたところを飛ぶジョナサン。
 彼に仲間でき、その意志が引き継がれるところでお話は終わるのですが、上述した日常を徹底的に切り離しているスタンスは最後まで変わらず、日常から得られるものに全く目を向けていない点が鼻についてしまうのです。ジョナサンを高みにあるものと表現するためだけに、わざわざ比較対象として普通のかもめたちを置いているように感じました。
信じ続ける強さ
多くのカモメは生きるために食べ、そして飛んでいます。
そこに生きる意味や飛ぶことの意味を追求しようとはしません。それは、そうしなくても十分生きていくことが出来るからです。
主人公のカモメが追い求めようとしていることはとても崇高なことで、多くのカモメは首を傾げます。
現実生活に余裕がない私にとっては、ステップの遥か先を行くジョナサンはとても羨ましく思えました。
ただ、そのステップへの最初の入り口は本当は、私のすぐそばにあるんだということを教えてくれたような気がします。
それは周りに影響されずに自分の追い求めることをただ単に信じ続けるということ。
その強さを本書から、学ぶことができました。



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