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モルグ街の殺人事件 (新潮文庫)
エドガー・アラン・ポー佐々木 直次郎Edgar Allan Poe
価格: ¥420 (税込)

文庫
出版社: 新潮社
発売日: 1951/08
ISBN: 4102028021
おすすめ度:4.5
Amazon ランキング: 178111位
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イメージとは違った。
 言わずと知れた、世界で最初のミステリーとして名高い表題作ですが、こんなオチだったんですね、最初から。キャラも思いっきり古典的、あるいは現在のメフィストあたりの本格ミステリの探偵の原点であるような超人的な振る舞いを見せていて楽しめた。
推理小説の源泉
「モルグ街の殺人事件」は、あらゆる推理小説の源流です。探偵役とその助手、密室、論理的な帰結、などなど。今の推理小説からすると、謎が陳腐に思えるかも知れませんが、これが世界最初の推理小説であることと、謎の質より分析・推理の魅力を描いている点に注目すべきです。また同時収録の「落とし穴と振り子」は、推理小説ではないですが、宗教裁判で死刑判決を受けた男の、独房を舞台にした戦慄の体験を、芸術的な文章、明晰な描写、独自の雰囲気とストーリーで描き、ポーの才能の凄さを堪能出来ます。また翻訳も非常に良いと思います。同じ出版社から出ている「黒猫・黄金虫」もお勧め。
ミステリーの神髄
表題作の『モルグ街~』、とってもゾクゾクしました。
ラストの謎解明に至るまでが、もう!最高!!
犯人やトリックが(いま読むと)陳腐なのには目をつぶります。
なぜならそれを補って余るほど面白いから。
二番目に収められている短編『落穴と振子』も秀作。
描写が細かすぎてよく分からないけど、これも大目にみます。

だってこんなにスリリングな作品…他に読んだこと無いよ!

この二つ以外の三つの短編は「?」って感じでしたが、
まあ、それもよしとします。
うーん。エドガー・アラン・ポー恐るべし。
文句なしに星五つ、贈呈します。




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