字が小さすぎて読みずらい。
途中で嫌になった。
赤と黒 (下巻) (新潮文庫)
|
1820年代のフランスの風景を彷彿とさせる。紀行文などはその土地の景色を私たちの前に蘇らせてくれるがこの作品はその時代の社会やその時代に生きた人々の心理を鮮やかにイメージさせてくれる。
同時に、フランス大革命を経験し反動で復活した貴族社会のストレスが見事に描かれている。相変わらず退廃的な生活を繰り返す一方で革命が起きた場合の自己保全も考えなければならない社会的弱者に落ちぶれた貴族。
反面、ジュリアン・ソレルに代表される野心満々の下層社会に生きる若者。
いつの時代も失うものが何もない者の方が、現状を維持しようとする者よりも生活力に溢れ時代を変える原動力となっているという思いをさせてくれる素晴らしい作品である。
→この本の書評を書く


